All animals are equal, but some animals are ...

but some animals are more equal than others.

国保と年金をバーター?

2006年02月18日 | ニュースから
http://www.asahi.com/life/update/0216/006.html

朝日新聞 2月16日

年金未納対策、保険証の有効期限短縮も 社保庁方針

 国民年金の収納率アップに向けて社会保険庁がまとめた未納防止対策の全容がわかった。未納者に対し、国民健康保険(国保)の保険証の有効期限を短くして更新の際に支払いを促すほか、パートやアルバイトを雇っている事業主から情報提供を受けて加入や支払いを督促。クレジットカード払い導入など保険料を納めやすい環境整備も進める。今国会に提出する社保庁改革関連法案に盛り込み、06年度以降の実施を目指す。

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国保と年金の支払いをバーター?


>地方税の未納者にも市町村が「短期証」を発行できるような規則改正も検討中で、総務省と調整している。

こんなことを「規則改正」で行えるんだ。
国会は何をしているんだ。
やりたい放題だね。
国民健康保険と国民年金は違う制度じゃないのか。
なぜその二つを社保庁の都合にあわせて関連させようとするのだ。
ましてや雇用者と連携して被雇用者に対して支払いをさせるとは。


どうやって年金で老後の生活を安心して送れるようにするか、
その具体策はろくに示さず、役人のつじつま合わせのためにこんな暴挙を強行する。
断じて許しがたい。
明らかに現在、もしくは近い将来の受け取り者に払いすぎなわけで、
それをまず何とかすべし。

これで国保の加入率まで下がらなきゃいいけどね。



http://naranja.at.webry.info/200602/article_4.html
こちらに興味深い記事が。
役人は自分が最低基準として物事を考える… って明らかに
いい給料もらってるじゃねーか!

http://d.hatena.ne.jp/lovelyshogon/20060216#1140095831
>自らはしっかりと安全圏に身を置き国民の痛みを共有しようともしない、一般企業なら背任罪や詐欺罪に問われても不思議ではないことをしでかしている社会保険庁の皆さんは、なぜ一部の年金未納の国民が、国民健康保険料を他の公的負担よりも優先的に納付するのかについて、想像力のかけらも無いようです。

との一文があるこちらのページは必読。元地方自治体の公務員の方で
読ませる文章には現場を知る説得力があります。


他、参考になるblog。
http://ono-blog.cocolog-nifty.com/sikou/2006/02/post_91e2_2.html
http://d.hatena.ne.jp/kazkun/20060213/1139786091
http://blog.livedoor.jp/takimoto777/archives/50582841.html