ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

<教員制度改革>「試用」3~5年 新卒は准免許 自民検討 ついでに教育委員会も変えないと・・・

2013-04-14 19:06:44 | 世相

 公立学校教員の免許・採用制度改革を検討している自民党案の概要が13日、分かった。教員希望者に「准免許」を与えて学校に配属、「数年の試用期間」を 経た上で「本免許」を与える「インターン制度」を導入し、指導力向上を目指す。本免許を与えた教育委員会が任免権を持ち、責任を負う。現在の制度を抜本改 革する内容で、党の教育再生実行本部や政府の教育再生実行会議の議論を経て制度設計に入る。指導力向上を目指して民主党政権時代に打ち出された「教員の修 士レベル化」は事実上、凍結される見通しとなった。

 現在の教員免許制度では、大学などで教員養成課程の単位を満たせば、卒業時に免許が与えられ、採用試験に合格した自治体の学校で勤務する。1年間は試用 期間になっている。中央教育審議会は昨年8月、指導力不足解消のため、教員を「大学院の修士レベルを修了する」とする内容を答申していた。これに対し、自 民党内では「大学院で勉強すれば指導力が向上するものではない」と異論が出ていた。

 関係者によると、大学などで教員養成課程を満たした教員希望者に卒業後にまず「准免許」を与える。採用試験を経た上で、希望勤務地の教育委員会を通して 学校に配属し、常勤講師と同じ待遇で勤務。場合によっては学級担任や部活動も受け持ちながら「試用期間(インターン)」として学校に所属する。期間は3年 または5年を軸に検討が進む方向だ。

 期間中、学校長が勤務態度や授業の状況、課題への対処能力を見極め、基準を満たしたと判断すれば、教委から「本免許」が交付され常勤教諭になる。試用期 間中に本免許が取得できない場合でも、准免許のままで勤務可能とする。本免許取得後、指導力不足が判明した場合は、受け入れた教委が責任を負い、研修など を実施する。各学校には、試用教員に十分対応できるよう、担任を持たない教諭などを増やすという。

 自民党は今後、地方教育行政法など関連法規の改正を目指す。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130414-00000014-mai-life

引用 毎日新聞 2013/4/14

明治時代だったかと思いますが、師範学校卒業の先生の不足を補うために優秀な生徒を代用教員として指導に当たらせていたかと記憶しています。

戦後、教員の不足を補うために代用教員を乱造したことで、日本の教育というのがおかしくなったと感じます。
知人の父親が師範学校卒業の教員だったそうですが、師範学校の学生時代から学費が出たそうで、お国から学費をいただいた以上は、教員としてまっとうに退職まで勤める義務があるというのが口癖だったそうです。

今はそんな先生はいないでしょうね・・・。もう、退職年齢に達している先生でも戦後の新しい教員養成制度の下で育った方ばかりでしょうから・・・。



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