ちょっとした絵(?)日記

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毛沢東か蒋介石か=抗日戦争、誰が「主役」? ―映画ポスターめぐり波紋・中国 ツッコミはそこかい

2015-08-18 20:10:56 | 世相

 中国人民解放軍系の映画製作所が撮影し、抗日戦争勝利70年記念日の9月3日に公開される映画「カイロ宣言」のポスターに、1943年11月のカイロ会談に出席していない毛沢東が登場し、中国のインターネット上で「日本に歴史を改ざんするなと要求しておきながら、恥知らずな歴史観だ」と批判の声が集中している。
 共産党機関紙・人民日報系の環球時報も「疑問」を提示するなど、波紋が広がっている。
 カイロ会談ではルーズベルト米大統領、チャーチル英首相、中華民国・国民政府の蒋介石主席が対日処理方針を討議してカイロ宣言を発表した。国共内戦に勝利して49年に中華人民共和国を建国した共産党の毛沢東はカイロ会談に参加していないが、ポスターではルーズベルト、チャーチルに加え、毛沢東と、同様に会談に参加していないソ連のスターリンの4人に扮(ふん)した俳優の写真が一組になっている。
 中国共産党・政府は抗日戦勝70年に合わせ、「抗日戦争を戦った主役は誰だったか」という論争に神経をとがらせている。台湾の馬英九総統が7月、「8年間の抗日戦争は中華民国が主導した」と強調し、中国でも大多数の改革派知識人は「蒋介石が主導して戦った」と見ている。
 共産党指導部も近年、台湾与党・国民党との交流拡大に伴い、抗日戦争での国民党や蒋介石の役割を再評価する動きを加速させていた。
 その一方で、共産党中央党史研究室の高永中副主任は13日、北京で記者会見を開き、共産党が「確実に全民族の抗戦で大黒柱の役割を発揮し、中国人民抗日戦争勝利のカギとなった」と強調。「国民党も重要な役割を果たしたことは否定できないが、消極的な面もあり、反共も積極的に進めた」と述べ、共産党を中心とした歴史観の正統性を訴えた。
 環球時報は社説で「映画の全貌はまだ分からないが、毛沢東のカットが蒋介石と同じく多く、毛のセリフが蒋より多ければ、人々の困惑や心配をもたらすだろう」と指摘。毛沢東が「主役」となることに疑問を呈した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150818-00000083-jij-cn

引用 時事通信 2015/8/18

カイロ会談ではルーズベルト米大統領、チャーチル英首相、中華民国・国民政府の蒋介石主席が対日処理方針を討議してカイロ宣言を発表した。

蒋介石はカイロ宣言の内容に対して、無線にて事後承諾だったとされていたように記憶しておりますが・・・。

習中国国家主席は毛沢東の建国思想を踏襲していくというような発表をしていたかと記憶しておりますが、以前の反日でもと称する反政府デモの際に文化大革命を彷彿とさせるデモの行動などから推察するに・・・この発言は軍に向けてのものであったということがなんとなく透けてみえます。

問題はその思想的な背景をどの軍管区が持っているのか?ということではないかと考えます。

情報不足ではあるのですが・・・経済政策の失策が事を急速に動かす可能性は否定できません。

 



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