John Barry - Follow Me! (The Public Eye)
今日は好きな映画のレビュー記事を書いてみます。
さて、何からどう書き出せばいいのやら
英国の上流階級に属した一流会計士チャールズは地位も財産も申し分なかったが
唯一、新妻ベリンダ(ミア・ファロー)が近頃、浮気をしているのではないかと疑い始めたことから
この物語は始まります。
彼は私立探偵クリストフォルー(トポル)を雇い、妻の調査を依頼し新妻の追跡を開始します。
彼女は最初のうちは私立探偵を気味悪がっていましたが、
次第に彼のやさしさと愛情にあふれたまなざしに心ふれあうものを感じるようになります。
語ることのない、みつめあうだけの追跡・・・。10日後クリストフォルーはチャールズに報告します。
そしてストーリーはクライマックスを迎えます。
詳しい、あらすじはgoo映画を参照ください。
ロンドンの街を舞台に心温まる人と人とのふれあいをJohn Barryの音楽にのせて
ミア・ファロー、そしてトポルさんが見事に演じました。
この動画だけではトポルさんは単に変態のヒゲおやじにしか見えないのが残念ですが
僕には懐かしいシーンの連続で涙ぐみました。
そしてロンドンの街並みや名所が随所に出てくるのもこの映画の見所です。
人間関係で疲れ、心が砕けそうなとき、この映画は僕の心を癒してくれます。
この映画、最後に「END」が出ないんですね。
まさにフォロー・ミー 終わりがないのです。
私立探偵クリストフォルー役の（トポル）さんはイスラエルのテルアビブ生まれ
元々、舞台俳優でミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』の主人公、テヴィエ役で
一躍有名になった俳優さんです。
ちなみに映画の中で彼が乗っていたイタリア製のスクーター、白のVESPAは
この映画をきっかけに日本でも有名になりました。
新妻ベリンダ役（ミア・ファロー）さんはアメリカ、カリフォルニア出身で
『ローズマリーの赤ちゃん』や『華麗なるギャツビー』に出演されてました。
アメリカの女性にしては、めずらしく線の細い、それでいて個性的な女優さんです。
