落葉の京都

2009年12月27日 | パグと出かける
   最初におことわり― 12月初旬の京都です。



モデルを務めたBoo兄さんに触発されてた… こやぶん。

素気ない&地味~なお部屋で テキト~に撮影した写真ではなく―
落葉の京都を背景に福豆さんを (やはり)テキト~に撮影しようと、高尚な事を思いつき?

こやぶん姉からー (こやぶんでも使える)デジイチ君&レンズさんを借りようと思ったけれど…
未だに 何考えずに シャッターを押すしか 能がない、こやぶん。
  (実は携帯電話で写真を撮る(メール打つ)のも苦手で… 職場で不思議がられています)

黒豆さんのご飯を求め… T動物病院へ向かう道すがら、コデジちゃん3号で 

 



糺の森(ただすのもり)… 京都市内にある原生林、下鴨神社(正式名称:賀茂御祖神社)の敷地。
上空から見ると 栓抜きみたいな形をしています(つい最近 TVで知りました)。
糺の森の由来(伝説?)によると、
この森は下鴨神社の祭神― 賀茂建角身命が
住民同士の争い事や、悩みや相談事を問い調べし、正されていく場所だったらしい。 
    ※問い調べる=糺す(絡んだ糸をほどく→理非を明らかにする 起源の漢字らしい)

偶然か? 意図的は こやぶん解りませんが― 糺の森近くに京都家庭裁判所があります 
 (後で書きますが― 京都地方裁判所も曰く付きの場所でねぇ~ 


  だから 糺の森=清浄地と考えられている為、、原則 わんこの散歩立入り禁止

例外的に 神社に向かって一番左、観光バスが駐車場に向かう道は 犬の散歩を黙認してくれてる
  ※下鴨さんのご好意を無下にしない為にも―
    ウ○チは持ち帰りの徹底、鳥居の敷居より中に入らない事を守って下さいね。



糺の森は東京ドーム3ヶ分ぐらいの広さ(昔は広大だったけれど… 応仁の乱等で小さくなってしまった) 
平安時代末期ごろからの植物相をおおむね留めている原生林で、
ケヤキやエノキなどニレ科の落葉樹を中心に生育しています(最低限の手入れのみで)。
源氏物語や枕草子などに登場したり、みたらし団子発祥地で、5月の葵祭の舞台のひとつ、
ドラマや時代劇のロケ地等にも使用され、長年にわたり京都市民の憩いを場でもある史跡です。

そして T動物病院に向かう際―                   
                  こやぶんが自転車を暴走する 場所でもあります。

 

一般的に知られている京都の紅葉は、 
人工的に作られた様式美を楽しむ景色が主流だとこやぶんは思うけど― 糺の森は一味違う。
ありのままの自然を抜粋・要約した手入れで、平安時代末期から営む森の末裔を味わう感じ?
ちょっと 不思議な場所だったりします(心霊スポットって意味ではないよ)。





福豆さんとこやぶん… 帰り道(歩き) こちらにも立ち寄ってみました。



幕末期に起きた蛤御門の変(禁門の変)の銃弾跡が生々しく残る― 京都御苑の蛤御門です。

余談ですが― 
誇張されている傾向がある 京都で「先の戦争」云ったら応仁の乱を指す 都市伝説
  ※近衛文麿さんが学生の頃仲間「大切な古文書や文献が、先の戦争(応仁の乱)=で随分焼けてしまった」というの話?
あながち 間違ってはいない話だと こやぶん思う(特に お寺さん関係が伴うと!)

こやぶんが仰天したのは(実体験)

○某老舗にて「うちも戦争で焼けへんで済んだ」→ 蛤御門の変 以後は焼けてない って意味。

○職場に 東京出張を「東下り(あずまくだり)」って書いてあった
             → あんたは在原(藤原)業平か? ってツッコミたくなった、こやぶん。

たぶん… そんな人たちの心の拠り所がかも しれない。
こやぶん自身も 京都御苑と云わずに― 「(京都)御所」って云っていますからね。
 ※京都御苑って名称 意外になじみのない言葉だったりします。


由緒正しき― この京都御苑、わんこの散歩はOKです(わんこの社交場?)



ただし 広すぎて ノーリードしてしまいたくなる衝動にかられるけれど…



ヒモ(?) or 鎖(?) に つないでの散歩でお願いします。
常に皇宮警察が御苑内を巡回し、生活道路として自転車が暴走してますので―



御苑内の移動は 周囲に注意して下さいね(特に自転車にはね)。

もちろん―

ウ○チ&抜け毛(?)の持ち帰り、
               建物には近づかない(注意喚起の放送が鳴り響く)事を守って下さいね。

      ※抜け毛… ブラッシングした後始末の意味なんだけどねぇ


あの敷地内の清潔さの中で ウ○チの放置… こやぶんには 精神的にキツイです。


さて 京都御苑にはたくさんの木々があり 四季それぞれに見所がありますけど、
何故か 病気になってコブができたセンダンの木の枝が展示したり…?
 


あっちこっちで野鳥から植物まで観察できる 大きな自然が残っていますが…



      危険もいっぱい、スリル満点(?)   


 ※ 京都御苑での動物・植物・菌類であっても、採集は禁止ですよ。






京都御所にちなんだトリビアをひとつ(先日 偶然テレビで知った事だけど)。

京都御苑そばに京都地方裁判所があり、その昔は菅原道真の領地だったらしい。



才能溢れた道真を― 妬む貴族の陰謀で無実の罪を着せ、 左遷された大宰府で業の死を遂げた。
その直後から― 京の都は大変な厄災(洪水、疫病、干ばつ)に見舞われる。

京の人々が 最も恐怖に陥れたのが― 雷。 
道真の無念の思いが 雷と云う形に変え― 道真の祟りと考えた京の人々は震え上がった…  
話をご存知でしょうか?

その話に 続きがありまして―

都の至る所に雷が落ちたましたが、不思議なことに一度も雷が落ちない場所があり、
道真の領地で、彼の家系を継ぐ桑原家の屋敷があった現在の桑原町だった。

雷除けのおまじないとして「くわばら、くわばら」と唱えるようになり、
現在では 叱られたり、お小言を言われる事を「雷が落ちる」と表現したことから、
これにも「くわばら、くわばら」と唱えるようになりましたとさ…

でもね 京都地裁の場所が 「くわばら、くわばら」の由来の地(桑原町)に建つ…
意味深げだと こやぶんは つくづく思う。 





こやぶん ひっそり募集中 だったりします。


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2 コメント

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Unknown (まめ蔵ママ)
2009-12-30 20:43:53
こやぶんさん、募集中のアレ、お願いします(笑)
埼玉県 まめ蔵2歳 茶々1歳

下賀茂神社、上賀茂神社は、私の好きな京都の観光地の
ひとつです~!
糺の森でも、バスが入れる通りはワンコの散歩が
できるんですか!!
そして、紅葉がきれいですね。
京都御苑のイチョウがとってもキレイ。
来年は京都に、まめ茶をつれて行きたいなあ。
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まめ蔵ママさんへ (飯使い こやぶん)
2009-12-31 23:43:33
下鴨神社&上賀茂神社… 京都の有数の観光地ですね。

京都の神社仏閣でも 
ルールを守れば一緒に参拝できる場もありますよ。

>来年は京都に、まめ茶をつれて行きたいなあ。

ぜひ 暑い時期を避けて京都へお越し下さいね。

募集中の件 かしこまりましたです!
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