ショーシャンクの空に

2010年05月05日 | 映画・本
ショーシャンクの空に(予告編)  1994年 アメリカ



監督/脚本:フランク・ダラボン 出演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ウィリアム・サドラ


午前10時の映画祭 何度見てもすごい50本で、上映された一本。


キャリーやミザリーなどのホラー作品で名高いS・キングが原作の中篇集Different Seasons(恐怖の季節)

  刑務所のリタ・ヘイワース(『ショーシャンクの空に』の原作) ― 春は希望の泉
  ゴールデンボーイ ― 転落の夏
  スタンド・バイ・ミー(原題:The Body (死体)) ― 秋の目覚め
  マンハッタンの奇譚クラブ ― 冬の物語

冬以外の、3作品も映画されていまして… こやぶん 全部観ていたりする(原作も昔に読みましたなぁ~ )。
この中篇集… 非ホラー作品で非常に読みやすいですが、春→夏→秋→冬の順番で読むと ちょっとした仕掛けがあります。

 一つだけネタをばらすと―
ショーシャンクの空にの主人公の人生を狂わした真犯人は、スタンド・バイ・ミーのクリスを殺害した犯人でもある。


さて 映画の話に― 


こやぶん的には 周囲の圧倒的高評価とまではいかない(名作である事は認めますが)。

計算高く隙のない編集と構成で 感動的なカタルシスで結末を迎える… 


こやぶん的には それだけなんです(映画らしい映画なだけ?)

どんなに辛くて長い夜にも朝がやってくる展開に、
原作に書かれている台詞を、より深く印象を残す様に繰返し用い― 強い感動を引き起こすような脚色、
碧く美しい大きな大きな太平洋の海原をフルに活用(=より深いカタルシルとなり感動に溺れる)
冒頭以外は… 広角的な構図は結末までに一切使わずに、刑務所内に漂う閉塞感を視覚的に演出し
BGMも 話が進むにつれて音階が増えいくイヤラシさ… 結末は聞き覚えのある壮大なフレーズで〆る。

たぶん 何も考えなくてもいい… 流れに任せて 感動を与えてくれる為に観る映画だと思う。


こやぶんは ヒネくれてるし… 基本ナナメ観ですからねぇ~ (笑)。



こやぶん評価 (映画の王道です) 



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