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たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(続)柳沢寺 境内

2022年11月20日 | 

続き

季節が変われば印象も変わるものですね(本堂へ続く参道より仁王門を振り返る)

 

延宝元年(1673年)鋳建の梵鐘 人の心の内に有る欲望・怒り・執着等々煩悩を祓うため今年も大晦日の夜には榛東村一帯にズッシリと重い鐘の音が響き渡る事でしょう。

本堂

銀杏が黄色く色づくまでには後どのくらいかかるのでしょう

千手観音が安置される方六間の木造青銅葺きの本堂です

 

 

しんと言う音が聞こえそうな裏の檜の林の中に黄色く色づいた1本のモミジが目を惹きました

客殿玄関。私達が日常使っている「玄関」と言う言葉は禅寺の方丈への入り口、すなわち玄妙な道に入る関門から来ている禅宗で用いられた仏教用語で有る事を親戚の先代住職に聞いた覚えが有ります。他所の家を訪れた時、いきなり玄関を開けて「ごめん下さい」は道理から外れていると言う事になりますね。

客殿

 

   

 

 

赤門。 格式の高い人を迎える時にだけ使われる公用門で普段は閉め切ったままになっているため「開かずの門」とも呼ばれております。続きますのでコメント欄はクローズです。


紅葉を纏う柳沢寺の仁王門

2022年11月19日 | 

紅葉が山から里に下りて来ました。今年の春、桜の時期に訪れた柳沢寺の秋を観に再訪しました。果たしてモミジはどうなのでしょう。記憶に無かったので不安でしたが駐車場に車を置くやその不安は払拭されました。先ずは山門に足を向けます。

三間一戸桜門造りの仁王門には表に仁王像、裏に広目天と多聞天の二体の像が睨みを聞かせております

 

     

山門が額縁となり参道と境内を名画に仕立てます

 

 

平成になって青く塗り替えた時、住民は拍子抜けした様ですが年月が経ち彩色が落ち着いて、これはこれで良いでは無いかと思えてきます。と、共に木組みの凄さが際立ちますね。

   

仁王像は上手く写せませんでしたが裏側の広目天と多聞天は何とか

 

 

桜が似合った五重塔ですが、モミジもどうしてどうして

仁王門を後に境内に足を踏み入れる事にしましょう

今日を逃したら感動も随分違ったものとなっていたでしょう

続きます。コメント欄はクローズしました。


季節を間違えた花と咲き始めたシャコバサボテン

2022年11月18日 | 

外は秋晴れの良い天気ですが11月も半ばになると外気を冷たく感じてしまいますがガラス戸を通して入り込む日差しは温かく背に受けて読書に講じていると自然に惰気を催してしまいます。

 

目の隅に紫色!何の花?そう思って庭に出てみますとそれは一輪のゲンジスミレでした。豹紋蝶の食害を受けて絶えて仕舞わないよう慌てて花を持ったのでしょうか。

 

一度には咲かず一輪ずつ開花するアジサイの花、これも未だ頑張ってますよ

季節を間違えた花と言えば散歩で見つけたこのタカサゴユリもそうなのでしょうか

紅葉が里に下りて来て我が家の庭も秋の季節が味わえる様になりました

 

サザンカもチラホラ咲き始め、こちらは冬の到来が近い事を告げています

 

私の手入れ間違いで今まで花付が悪かったシャコバサボテン、今年は気を入れて育てたところ見事なまでにたくさんの花を持ちました。鉢数は5個ありますが、このピンクが一番乗りです。花を見るには、そうかそう言う事だったのかと納得したシャコバサボテンでした。コメント欄は


榛の木祭

2022年11月17日 | 年中行事

コロナで中断していた榛の木祭が開催されました。先ずはウォーキングを済ませその足で会場へ足を向けます。

時刻は10時半、グランドは既に三分の一ほど埋まりました。次から次へとやって来ていますので帰る頃にはどうなっている事でしょう。

買い物を済ませてザックいっぱい野菜を詰めて車に戻る女性二人

凄い賑わいです

この行列の先はシクラメンコーナー

 

 

購入した野菜、一つ全て100円です。物が物だけに買いだめ出来ないのが何とも残念。牛蒡が10本、1000円でしたがこれは多すぎて断念、せめて3本位に小分けしてくれたなら・・・土に埋めておけば来年春まで大丈夫というけど夫婦二人に10本は・・・でも買おうか買うまいかの気持ちは後まで尾を引きました。コメント欄はお休み致します。


(続)苗場山

2022年11月16日 | 心に残る思い出の山

続き

山頂ヒュッテ・遊仙閣10時50分着。入山から休憩を含めて3時間50分。後方に見えるのが平成9年に建て替えられた山頂ヒュッテだ。 ここの親子(60代のお婆ちゃんと30代の息子)はよく言い合っている。前回来た時も大声でガナリ合っていたっけ。

      

 

山頂ヒュッテで先ずは登頂の乾杯をし、山小屋の脇を通り休憩場を備えた木道上にお弁当を広げた。このまま木道を辿れば以前、登り上げて来た和田小屋からのルートである。あの日、山頂は一面の雪に覆われ幾つかの池塘の脇に咲く高山植物に感激し合った事が懐かしく蘇る。今、花は何処にも見られないが秋の匂いが私達を取り巻いている。

 

 

 

帰路は小屋下の道から元の道に戻ったが同じ道でも行きと帰りとでは目線が違うので風景も違って見えるものだ。紅葉も光線の変化で表情を変える。感動も新たに私はカメラに何度も手を伸ばしていた。

真っ赤な実が可愛いゴゼンタチバナ

 

ホタルイ(苗場の由来はこのホタルイが苗に似ている事から付けられたそうだ)

山頂から1時間、湿原の終わりまでやって来た。私達は別れを惜しむかの様にここで15分の休憩、何時の間にか霧が出て遠くの景色が霞む。

湿原の終わりから40分、6合目まで来ると更に霧は濃くなるがこれもまた山のもう一つの景色だ。駐車場の有る3合目までは後1時間。私達の足では1時間15分は見た方が良いかもしれない。山の夕暮れは早い。10分の休憩を取りザックを背負った。

前日、蕎麦何処・大野が定休日だったため「せきざわ蕎麦店」へ。そして今日、山の帰りは湯沢のへぎ蕎麦(本日、いい旅夢気分の取材で元横綱の曙が来店したとの事) 翌日はどうしても大野の蕎麦が食べてみたいと言うので結局3日間、夕食は蕎麦三昧。そして3泊4日の滞在を終えY夫婦は九州へと戻られた。