たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

21年前の甘利山(1731m)~千頭星山(2139m)

2022年07月22日 | 心に残る思い出の山

(7月) 駐車場(7:15)→甘利山(7:40)→休憩(0:10)→大西峰(9:05~10:05)→千頭星山(9:40~9:15)→休憩(0:10)→甘利山(11:40~12:55)→駐車場(13:15)   

歩行3:50  休憩2:10(所要6:00  

 

昨晩、広河原駐車場に向かう時、雨が降っていた。こんな事はショッチュウなので、あまり気にならない。目が覚めると何時ものパターンで雨は上がり私達は瑞々しい緑に取り巻かれていた。広場には夏の象徴ヤナギランの花穂が雫を付け一帯を紅紫色に染めている。その中に吾亦紅ギボウシクガイソウオダマキキンバイソウアヤメも混じっていた。

 

 

 

ガマズミが咲く道を通り東屋への道を左に分けて直進すると僅かで丘状の甘利山が見えて来た。ここが有名なツツジの名所で今は若緑の葉が覆っているだけだが、これだけ広大な場所である。最盛期はさぞかし美しかった事だろう。人っ子一人いない原に気品に満ちたアヤメがアチコチに散らばっていた。

 

アゲハ蝶とアザミ

一登りで着いた甘利山は広い頂で花々に囲まれた気持ちの良い空間だ。晴れていれば八ヶ岳、奥秩父、富士山などが眺望できる様だが今日は雲が厚く近くの山が見えるのみである。昼食場所は此処にしようと言う事で取り敢えず千頭星山を往復する事にした。

道は一変して鬱そうとした森となりサルオガセを纏ったシラビソと苔むした倒木で深山幽谷の気配に包まれる。今迄が明るく開放的だったせいか暗く閉鎖的で、おまけに傾斜も加わって疲れの逃げ場がない。

 

そんな気持ちを助けてくれたのが林床に咲くホタルブクロウツボグサ

 

こんな原生林には白い霧が良く似合う

甘利山から1時間ほどで大西峰に着いた。右へ行けば名前が素敵な御所山だ。腰を下ろす様な場所も無かったが急坂を頑張って来た後なので息を整える為10分間の休憩。 あと30分も登れば千頭星山に着く。頑張ろう!続きますのでコメント欄はお休みです。


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