続き
拝殿に施された小林源太郎の腕の凄さをみせつけられ興奮も冷めやらぬまま裏手へと廻り板で囲まれた本殿へと向かいます。以下の写真は板の隙間から写したものなので無理の有る写真も有りますがご勘弁下さい。
海老虹梁に巻き付く龍、今にも動き出しそうでは有りませんか
隅から隅まで妥協を許さない彫刻師の腕が光る見事さです
脇障子に施された松の図。松は樹齢の長さから長寿を表す縁起樹としてよく用いられますね。
学問を教授している図でしょうか
ここでオヤッと思いました。碁盤の横に(写真では判り辛い)後藤恒徳作と言う名が読み取れたのです。と言う事は本殿の彫刻は後藤恒徳によるもの?
謎の部分は残りますが、この片田舎にこれ程の物が残されている事に感激を覚えながら北野神社を辞しました。