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ある日 ある時

ニューイヤーコンサートへおでかけ

2024年01月08日 | Weblog

2024年に入って、初めての「もみじニューイヤーコンサート」

 

今年はもみじ銀行100周年記念のイベントとのことで、

このような門松が 舞台両袖に飾られており

目を引いた。

2階S席だったので全体が見渡せ、音の響きもよかった。

 

今年は、ゲストにピアニスト「金子三勇士氏」を迎えて

リストのピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124を広島交響楽団とコラボした。

彼がこの曲を選んだのは、おそらく

母がハンガリー人で、彼自身が6歳からハンガリーに留学し

バルトーク音楽小学校から、飛び級で11歳で

国立リスト音楽院大学に入学した

という彼の経歴によるものかと おもわれた。

 

この演奏が終わって、会場からの万雷の拍手に応えて演奏してくれた

「ラ・カンパネラ」

演奏前に「カンパネラとはイタリア語で小さい鐘を意味している。
平和の鐘、幸の鐘のおもいを込めて」

と前置きして演奏してくれた。

 

休憩時間に、夫が購入してくれたCD、

彼が28歳ころに作られたと思われるこのCD

「La Campanelia」に収録されていたものとは

全く違っていた演奏であった。

鐘の音をあらわしたとされる高音の力強いタッチの中に、

彼の祈りが込められていたような。

 

終了後、CD購入者には、彼自身がサインをしてくれるというので

並び、彼の前に立つと、

34歳の若き演奏家の白い指と、

「今日はありがとうございました。名前も入れますか」と問いかけてくれた時の

涼やかな眼が印象的であった。

 

広響の演奏も素晴らしかった。

最後は「ピチカートポルカ」で締めくくった。

ラデツキー行進曲にしなかったのは、

能登半島地震で今なお、大変な思いをしている人への配慮だったのか。

 

2024年はなにかと波乱の幕開けだったが、

「災い転じて福となす」という力強い国民力を問われている。

 

 

 

 

 

 

 

 

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