goo blog サービス終了のお知らせ 

まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

勝海舟とキリスト教

2010年05月10日 | Weblog
勝海舟さんのお家の敷地は、2500坪もあったので、クララたちの家だけではなく貸家が何件かあったようです。
 そこには、クリスチャンで小説「ほととぎす」で有名になった徳富蘆花や、兄でクリスチャンジャーナリストの徳富蘇峰も住んでいました。
そして、津田仙(津田塾の津田梅子の父)をはじめとする当時のキリスト教のリーダーたちと交わりがたくさんありました。
 また、勝さんは、暮になると旧徳川幕府の旧臣達でお金に苦労している者たちを探し出しては、献金していたのです。
日記のようなものを付けていて、訪ねてきた方々の名前や誰にいくらお金を与えたかが細かく書いてあり、かなり小マメなかただったようです。
 その中に、キリスト教のそうそうたるメンバーの名前がたくさん出てきます。
クララのお母さんが死んだ時、津田仙と宮川経輝と会談し、キリスト教に共感を示しています。
だから、津田仙が後で、「勝さんは、やがてはクリスチャンになられるだろう。」と言いましたが、はからずも亡くなる1週間前に信仰を受けいられれたというのは本当に恵みですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生姜糖 | トップ | プレミア »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

Weblog」カテゴリの最新記事