
重要人物が、世に出る時は、絶妙なタイミングがあります。
人間的に、この時と思っても阻まれてしまいますが、時が来た時、彗星のごとく現れるのです。
エステル記のモルデカイは、王様の命を助けますが、王は褒美を与えるのを忘れてしまいました。
しかし2年後、ユダヤ民族の命にかかわる時、王はそのことを思い出しでモルデカイは一躍世に出ることができました。
それが、ユダヤ人の命が助かる切っ掛けになって行ったのです。また、イスラエルの子ヨセフは、エジプトに奴隷として売られた揚句、無実の罪で牢に入れられます。
その牢で、囚人となったエジプト人の夢の解き明かしをします。
解き明かしが本当になった時、牢から出してくれるように頼みますが、エジプト人はすっかり忘れてしまいました。
その間、ヨセフは期待して待っていたでしょうが、人間的な希望はふさがれてしまいました。
そして、時が来た時、ヨセフの夢の解き明かしの賜物が用いられ、一日にしてヨセフは、エジプトの総理大臣になったのです。人生には、ポイントとなる複線がありますが、時が来た時、それが芽を出すのです。
そして今、その時が来ているのです。
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