
昨日の夜中に、特集番組をしたいました。
それは、日本が真珠湾攻撃をした後、アメリカで反日運動がおこりました。
そして、アメリカ国籍があるけれど日本人の血を引いている日系人を強制収容所に入れる事になったのです。
全ての、財産と仕事を奪われ、強制収容所に連行されました。
そんなとき、コロラド州のラルフ・ローレンス・カー知事は、一人立ち向かいました。
アメリカの法律で守られている者たちを、日本人の血を引いていると言うだけで迫害してはいけないと言ったのです。
コロラドでも500人が、暴徒と化した時も、人々をなだめる側に回りました。
そして、コロラドに、日系人を歓迎して受け入れるようにと言う政策をとったのです。他の州から逃げ出した日系人を、ラジオは、今どこを走っていると放送し、沿道では反日の人々が罵声を浴びせかけました。
しかし、コロラドに入ると一転して歓迎されたのです。
所が、国の政策で、コロラドにも砂漠の中にアマチ収容所が作られ、多くの日系人が苦しい生活を強いられたのです。カー知事は、「もし、戦争におけるコロラド州の役目が、日系人10万人を受け入れることであるなら、コロラドは、彼らの面倒を見る。」
「彼ら(日系人)に危害を与えるなら、私に与えなさい。」
「アメリカの法律で守られている者を、日本人の血をひいていると言うだけで、強制収容所に入れるなら、明日は自分たちが入れられるかもしれない。」などと語っています。
デンバーのダウンタウンにある日本人町に、日本人の恩人としてカーの胸像が立っているそうです。
現在、NYでは、その日系人の強制収容所をテーマにした「Allegiance・忠誠」という劇が上演されるそうです。
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