
教会から、遣わされていたフィリピンにチームが帰って来たので、そのお話を昨日聞きました。
毎回行くたびに道路も良くなっているということでしたが、ある教会ではおトイレがなかったそうです。
どうするのかと言うと、近所の家に借りに行くそうで、それが当たり前だと聞きました。
今回は、山岳地方ではなく、町なので、ビックリしました。
前に山岳地方にチームが行った時は、トイレという概念がないそうで、皆さん草むらかどこかでされるそうです。
だから、日本人が来たら困るからとトイレを作ってくださいましたが、それがなんと道の真ん中に穴を掘っただけの物でした。
せっかく作ってくださったのだからと言うので、ある男性が使っていると、周りを子供たちが取り巻いて見ていたそうです。
ところで、ベルサイユ宮殿にはトイレがなく、今でも近くのトイレに行くそうです。では、マリーアントワネットなどはどうしていたのかと言うと、バケツのようなものにしていたと思いますが、前に読んだ本では、庭には、ウンチがたくさんあったとありました。
ダンスパーティーの夢も壊れてしまいますね。
平安時代は、箱の中にして、それを侍女が捨てに行きました。
ある男が、どうしても諦めきれない女のウンチを見れば忘れられると思いその箱をうばいました。
ところが漆塗りの箱のふたを開けるよいい香りがしてきたのです。
つまり、女はそのことを察していて、良い香りのする食べ物でうんちに似た物を作って箱の中に入れていたのです。
だから、男はますます、その女を忘れることができなくなったという話がありましたが、本当の話のようです。
牛車にお姫様がペアで乗っていた時、トイレはどうしたのかといつも考えてしまいますが、庶民は道でしていたようです。北朝鮮から脱出してきた方の話を聞いたことがありますが、毎年肥料として大小便を納めていたそうです。
ところが、亡命して水洗トイレに入ったらあまりにきれいなので、出るものも出ないため、目をつむってこれはトイレだと言い聞かせて入っていると言っていました。
トイレ事情は世界中ちがうので面白いですね。
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