「心の貧しい者は幸いです。天の御国（みくに）はその人たちのものだから。
悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるから。」
このマタイの福音書５章３～４節の面白い翻訳を載せます。
鹿児島弁訳
「心の貧しい者は幸いです。天の御国はそん衆(し)のものじゃっで。
悲(かな)しん者は幸いです。そん衆(し)は慰められるから。」
大阪弁訳
「心の貧乏なもんは幸せなんやで、神はんの国はそん人らのもんやさかい。
悲しいもんは幸せや、そん人らは慰められるさかい。」
今、教会では、「私は、神様に愛されています。そのことを感謝します。」と告白することが、重要だと語られています。
私たちクリスチャンは 、神様に愛された存在です。
だから、一人一人は高価で尊いと聖書は言っています。
どれだけ高価かというと、値札に「イエス・キリスト」と書いてあるくらい高価だと、あるメツセージで語っていました。
本当にそうですね。
写真の紫陽花は、白い紫陽花がたくさん咲いている地域のそばにあった薄い水色の紫陽花です。
今日から、マーリン・キャロザースさんのマンガ「牢獄から賛美へ」を描いています。
マーリンさんが、神さまから直接、「すべてのことを喜び、感謝しなさい。」と教えられた所です。
すべてのこととは、良いことだけではなく、悪い事や、弱い所、嫌なこともすべてを含めて、許されている問題のすべてを感謝しなさいと言うとことです。
初めは、できなと言っていたマーリンさんですが、聖書を調べれば調べるほど、すべてのことを喜び感謝することが、神様の御心だと言うことが分かるのです。
感謝の教えは、人間的な考えではなく、神さまの命令なのです。
ただ、それを受け入れて実行するかしないかは、私たち人間の問題になります。
私が信仰を持って間もない頃、父に聖書を買いました。
父は、長い間、病院を出たり入ったりしていましたが、ある集会で信仰告白して、私から病床洗礼を受けたのです。
父に上げた聖書を、家を処分する前に持って来ましたが、父は読んだのだろうかと思っていました。
なぜなら、信仰者としての歩みは全くしていなかったからです。
しかし、埼玉に帰って来てから中を見ると、聖書に煙草の焼け跡が数ページ残っていたので、読んだのだと言うことは分かりました。
たぶん、全部読んだかどうかは難しいです。
ところで、昨日その聖書を再び開くと、メモがはさんでありました。
創世記３：１９と申命記５と、万年筆で書かれていました。
そこを読むと、創世記３：１９「あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。あなたはそこから取られたのだから。
あなたはちりだから、ちりに帰らなけらばならない。」という個所でした。
また、申命記５章の１７～２０に鉛筆で、線が引いてありました。
「殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。あなたの隣人に対して、偽証してはならない。」と言う、モーセの十戒の所でした。
形見の聖書を通して、意外な発見に嬉しくなりました。
