ゆっくり眠りすぎて、やや遅めの7時に目が覚めました。
車内で簡単に朝食。
この駐車場の駐車枠は40~50台くらいです。
昨夜来た際は3台ほどの空きがあり、運よくここでP泊できました。
星もきれいだったのですが、例の熊の目撃で、車外に出るのは遠慮しました。
女夫淵駐車場のトイレ。
まわりの木々もきれいに色づいてます。
かつてここには、女夫淵温泉ホテルがあったのですが、解体されて更地となっています。
「クマ出没中」・・・、
はい、よく知ってます。
8:45 加仁湯に向けて出発します。
ハイキングコース入口は工事中で、最初から迂回。
一般車はこの橋を渡ることはできません。
このゲートから先は許可車両のみ通行可です。
橋を渡るとコースの入口。
この急な、鉄の長い階段からはじまりです。
ここから加仁湯まではこの案内によると4.1kmで80分だって。
長い階段、相方はさっそくショゲ気味。
登った後は、下り。
吊り橋が見えてきました
「鬼怒の中将乙姫橋」だそうです。
このあとアップダウンはあるものの、川沿いに登るのできついコースではありません。
紅葉を楽しみながらタラタラと進みます。
二ッ岩橋と砥の岩橋 (9:30)
この中にイワナだかヤマメだかが、写ってるのですが、分かりにくいですね。
岩橋から5分ほど進み、数人の方がいるので行ってみると
ちっちゃな滝でした。
滝を過ぎたこのあたり、写真では分かりにくいですが、地面が少し青っぽい色をしているのです。
この落ち葉の裏がちょっと青みがかっていて、青く見えるようです。
曇りで日が差さないのが残念です。
岩の割れ目に育つ木、岩を割ってしまいそう。
先方に建物が見えてきました。
八丁の湯通過です。
この橋をくぐった先が目的地。
テレビの旅番組でおなじみの「加仁湯」到着。
1時間45分かかりました。
にごり湯の会のガイドブックを見せて入浴をお願いすると、
「どうですか、このガイドブックは?」
「今は完全制覇できないんだよねぇ」
とか言ってくるので、話をしてみると、このにごり湯の会の幹事だそうです。
やっぱ、嬉しいのでしょうね。
完全制覇できない理由は、日光レークサイドホテルが現在休業中だからです。
ガイドブックは500円ですが、掲載されているほぼすべての宿での日帰り入浴が300円引きになるので2軒以上入ればお得です。
今回のは今年度で終わるけど、また次号を出すそうですよ、少し遅れるようですけど。
「是非!お願いします」って頼んでおきました。
奥が女性専用の第1露天風呂入口、右の二つの入り口は混浴の第3露天風呂です。
もちろん、手前の入り口から、入ります。
僕以外に誰もいなかったので、
ちょっと撮らせてもらいました。
ひとり貸切状態でだらーりと入ってました。
景色よし、泉質良しです。
せっかくだから、他の湯も
ロマンの湯。
小さく4つに仕切られた混浴露天です。 一つの湯舟には二人までですね、入れるのは。
他に第2露天風呂もあり、ここは部屋から丸見えじゃないかというようなところ。
泉質の異なる5本の源泉があってうち4本がにごり湯で1本が透明だそうです。
やっぱすごいは。
温泉から出るとちょうどお昼時。
昼食が食べられるそうなので、かき揚げそばを頂きました。
おにぎり持って来てたけど、あったかい方がいいね、
昔、サワガニが無数に棲息していたことが、加仁湯の名前の由来だそうです。
お腹も満たされ、とても満足なのだが、日帰りなので来た道を歩いて戻らねばなりません。
お金払うから送迎してってお客さんも居そう(って僕のこと)だけど、頑張ります!
12:30に加仁湯を後にします。
帰りは日が差してきて、紅葉があざやか。
八丁の湯の紅葉。
帰りなので、さっさといきまっせぇ。
13:50に駐車場着。
日帰り温泉に片道2時間も歩くなんて・・・と思われる方もいるでしょうが、
4時間の紅葉ハイキングの途中で素晴らしい温泉に入れると思えば、行ってみたくなりません?
ということで、来年も来たいな。
帰り道に日光大江戸温泉で汗流しました。同時に加仁湯の温泉成分も・・・
加仁湯で泊まりもいいなぁ・・・
323kmの旅でした。
思った通りセピア号で前泊旅って、いいですね。