1週間考えた結果、やはりセピア号を手放すことにし、売却してきました。
いまさらですが、セピア号の装備などについてちゃんと書いてなかったので、備忘録のためと、バンコン購入を考えている方の参考になるかもと、綴っておきます。
ベース車はトヨタハイエーススーパーロングの特装車。
ボディサイズは、538L×192W×239H cm、車重が2460kg。
ガソリン2700ccエンジンで、151ps / 24.6kg・m の出力のフルタイム4WD。
寒冷地仕様でした。
最小回転半径が6.3mもありボディーが大きいので取り回しは良くなかったですが、ボディーが四角いので見切りは良かった。ランクル60も最小回転半径が6.2mだったので気にならなかったのかも。
ハイエースワゴンのグランドキャビンが車重2140kgだから、後部座席の重さを差し引くとキャンピング用の架装で350~400kgくらいあるのですかね・・・。重すぎる気もするけど。
あまりそれでも、特に動力性能に不満は無かったですが、4速ATだからか高速のきつい登坂ではエンジン音がうるさかった。キャブオーバーの商用車ベースなのでしょうがないか。
対策として、エンジンルームとフロントドアの遮音と断熱をやった結果、かなり有効でした。
音はもちろん、エンジンの熱も伝わりにくくなり快適となりました。スピーカーも社外品に替え音質も良しです。
後付けでクルーズコントロールもつけたので高速移動は楽ちんでした。
万が一のためのドライブレコーダーも付けたな・・・。
室内レイアウトは二人旅に特化しております。
しかもRVランドのバスコンのランドホームを意識した造りというか、バンコンに詰め込んだ感じのレイアウト。
ダイネットはL型のラウンジソファー、トイレも置けるマルチルーム、反対側にシンクと冷蔵庫、後部は常設ダブルベッドの構成です。
前席のすぐ後ろがダイネット。
後席のソファーには後ろ向き二人、横向き一人の3人が乗れますが、走行中の乗車はやはりきついです。応急措置でご利用くださいって感じで、まさに前席に乗る二人のことしか考えていません。
テーブルは小さいですが、それなりに鍋なんかもやれました。
ソファーの運転席側後方にはマルチルームがあるのが特徴です。
我が家ではトイレは必須なのでここにポータブルトイレを置いておりました。身長170cmの私には少々窮屈でしたが用を足すには十分。
不便だったのは、ダンプの際のトイレの出し入れが結構重く大変でした。トイレはバンコンならバックドアからアクセスできる方がありがたいかなぁ、荷室を犠牲にするけれど。
反対側の助手席後方のスライドドア側にシンクと冷蔵庫。
残念なのはシンクが丸くボウル状で小さく使いづらいこと。大きな四角いシンクにしたいですね。蛇口はシャワーにも切り替えでき1mほど延ばすこともできるので車外に牽き出せるのは便利。
シンク下に19Lの清水、排水タンクがそれぞれ収納されています。
冬場はこの収納庫の扉を開けておけば、ちょうど反対側にヒーターの吹き出し口があるので多少ですが水を温めることができました。
冷蔵庫は開けても冷気が逃げにくい上扉。開ける度に蓋の上の荷物はいったんどかさねばなりませんが、良しとしましょう。冷蔵庫はWAECO製で上蓋が邪魔して網棚を外せないのがネックでした。上蓋のヒンジを横にすれば良いのですけど、これもやらずじまいでした。現行セピアはENGEL製となったのでこの点はOKみたい。
冷蔵庫の後方、ベッド下のスライド棚に電子レンジが備わってます。

写真を撮っていなかったので、RVランドさんのHPからの借用です。
スライドドア入口部のシンク下に電気関係のスイッチが集中配置されているのですが、サブバッテリーとの配線が無駄に2往復しており、配線の電圧降下が大きかった。このため冷蔵庫が冷えないトラブルが発生しましたが、配線を改善しています。
おかげで冷蔵庫だけでなく、照明も明るく、マックスファンもよく回るようになりました。
つづく。