○相手のどこが好きか聞いてみました。
ヴィーナス編
「ヴィーナスはマーキュリーさんのどこが好きなの?」
「ふふふ・・・それをあたしに聞く?3日3晩はかかるわよ」
「うわーそりゃ大変だ(棒読み)。そんなもん聞いてたらあたしまでマーキュリーさんに怒られるよ。簡潔に、どこが好きなの?」
「そーねぇ・・・まず、あの仕事中の氷のように冷たい瞳ね・・・あたしが書類遅れた時なんかに物言わず睨んでくるとこ・・・ああ、あの怖い怖いしかめっ面・・・ぞくぞくするわ・・・」
「あんたの目も負けず劣らずイっちゃってて怖いよ」
「(無視)あと意外と喧嘩っ早いのよねぇあたし限定でだけど・・・無表情でブーツのヒールをぐりぐり押し付けてきたり・・・マーキュリーの足の裏の感覚覚えちゃったわよ・・・はうっ・・・」
「そんなに踏まれてるのかよ?マッサージ好きのおばちゃんじゃあるまいし」
「誰がおばちゃんよ!?これはプレイの一環と言ってもらいたいわね。でも、あの無言で『あなたなんか玄関の泥ふきマットがお似合いよ』とでも言わんばかりの扱い・・・仮にもあたしは上司なのによ!?」
「・・・それが好きなのか?」
「え、好きなところを聞いてるんじゃないの?(きょとん)」
「うわぁ・・・(ドン引き)」
「でね、普段はそんなに冷たいくせに、いざ夜ベッドに入ると途端にヘタレて・・・真っ赤になって涙浮かべて恥じらってね・・・普段とのギャップがそれはそれはもうそそるのよ・・・ああ、マーキュリーに会いたくなってきた・・・ジュピター、仕事は任せるわよっ!!」
「(聞くんじゃなかったかなぁ・・・)」
マーキュリー編
「マーキュリーさんマーキュリーさん」
「どうしたの、ジュピター」
「いや、大したことじゃないんだけどさ、マーキュリーさんはさ」
「なぁに?」
「ヴィーナスのどこが好きなのさ?」
「ええッΣ(@□@;;)!!?」
「そ、そんな露骨にびっくりしなくてもいいじゃないか。あたしそんなに突飛なこと聞いた?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・し、知ってたの・・・?」
「・・・隠してるつもりだったことにびっくりだよ。ヴィーナスの方も露骨だし」
「・・・私はそれを露骨にかわしてるつもりでいたのに・・・」
「(思い込みの力ってすごい)で、どこが好きなんだい?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えーと・・・」
「ああ、マーキュリーさん、そんな真っ赤になって真剣に考え込まなくとも・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えーと・・・」
「今度は青くなってきた。忙しない人だね」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えーと・・・」
「だんだん顔色なくなって土気色になってきたけど・・・マーキュリーさんてば信号機じゃないんだから器用に赤くなったり青くなったり黄色くなったりしなくても」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・分からないわ・・・」
「分からないってことはないだろ?自分の胸に手を当ててよくよく考えてみなよ」
「・・・仕事はいい加減だし性格は軽いし・・・冗談は顔だけにしてって感じだし・・・」
「(容赦ないなぁ・・・)」
「顔も性格も能力も駄目なんだとしたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさか私」
「まさか?」
「・・・か、体が好きなの・・・かしら・・・?(真っ青)」
「・・・うわぁ・・・(ドン引き)」
「毎日ちょっかいかけられてるうちにだんだんと・・・ヴィーナスをどうにかしないと落ち着かないように・・・こ、これって刷込み・・・?」
「(スリコミって言うかパブロフの犬って感じじゃないのかなぁ・・・まだ顔が好きって言われたほうが遥かにマシだよ・・・)」
「ジュピター、何凹んでるの」
「マーズ・・・マーキュリーさんとヴィーナスってアホだったんだね(げっそり)」
「何を今更」
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ほんとすいません・・・私のせいで金水が駄目になる人が出てこないようにだけはしようと思ってるのに・・・orzバカップルめ(色んな意味で)
テンションの高いものは前世に回せばいいと思ってる私の思考回路にどなたかココナッツサイクロンかスネイクファイアお願いします。
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