かぶれ

「おっはよーまこちゃん！」
「ああ、おはよう、美奈……おっと」
「はっ…まこちゃんがあたしのモーニングだっこをさりげなくかわした…！」
「こんなに暑くなってきたのに抱きつかれちゃたまんないよ」
「あ…あたしを暑苦しいっていうの！？あたしは…あたしは一日一回はまこちゃんの乳に顔を埋めないと落ち着かないってのに」
「乳って言うな！下品だ！」
「じゃあ…お乳に顔を埋めないと落ち着かない」
「おをつけりゃなんでも上品になるってもんじゃないだろ尚更キモい！だいたい…胸に顔を埋めたいなら亜美ちゃんとこ行けばいいだろ」
「ふっ…亜美ちゃんのパイはまこちゃんに比べると貧相であたしを満足させてはくれないのよ」
「負け惜しみここに極まれりだな。単に抱きつかせてもらえないだけだろ」
「わかってるならせめてその胸に抱きつかせて慰めてよぉもふもふさせてよおぉぉもふもふ」
「だからすり寄るなっ…ああもう暑苦しい」
「………あれ？まこちゃんいつもと違う」
「…え、なにが？」
「いつもフローラルな香りなのになんか今日はつーんとしてる…湿布みたいな。もしかして怪我でもしてるの？」
「…薬塗ってるんだよ。急に暑くなったせいか汗疹できちゃって」
「汗疹？ああ…蒸れてかゆいやつね。あ、だから抱きついちゃだめなのね」
「…そうだよ。かゆいんだから…あんまり刺激しないでほしいんだ」
「でも…汗疹できてるのって胸？あ、ボインだから谷間が蒸れるのね」
「胸にできてるのはほんとだけどいちいちボインとか言わないでくれ！第一それが原因じゃないから！」
「ええーだってそうじゃない。あたしそんなけったいな場所に汗疹なんかできたことないもん。やだやだうらやましいったらもう」
「違うよ！」
「違うの？」
「そんなことあるわけないだろ。だいたい…蒸れたのは夕べ一晩中レイが離してくれなかったからで」
「………………なんですと？」
「一晩中抱っこしたままで蒸れ…………………あああああ今のなし！嘘！なんでもない！大きいから蒸れたんだ！」
「もう聞いたわよ聞きたくなかったわよぉぉ！！巨乳より遥かに妬ましいわこのぉぉぉ！！」












「亜美ちゃん…真剣な話があるから真剣に聞いて」
「どうしたの美奈、急にかしこまって…」
「あたし…あたしも…亜美ちゃんを汗疹まみれにしたい…！」
「(そんな、皮膚に異常が起こればいいって思われるほど私この人に恨まれてるのかしら…)」









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　復帰早々乳ネタですみません。まだ頭の調子が(いつもと変わらん)
　レイちゃんは絶対乳好きかと。ただ、大きさとか関係なく好きな人のだからこそ愛でる一途なタイプとは思いますが。