秋の訪れをいち早く告げてくれたシュメイギクの姿
キクと名前があるのにキク科でない所が
なんとも面白いですね。
キンポウゲ科イチリンソウ属であり
アネモネの仲間だそうですが・・意外でした。
個人的には花の美しさよりも、この花の誕生秘話
並びに歴史的背景が実に面白く感じますね!
幕末期に日本に来日していた時期もあるそうですが、
スコットランド出身の英国植物学者ローバート・フォーチュンが
1844年の秋に、中国の上海近くの墓場で咲き乱れている
アネモネを見つけてそれをロンドンに送り、これとタイワン
シュウメイキクと交配させて生まれたのが
現在のシュウメイギクなんだとか・・・
この時代、お隣の中国ではアヘン戦争終焉の時期であり
アヘン戦争後の南京条約締結のおかげで
中国に外国人が入国できるようになっていたという
歴史背景があったからなのですね!
この時期にアヘン戦争で清国が勝利していたならば・・
現在のシュウメイギクは無かったのかも???
中国よりも日本びいきと言われるこの人物の逸話が
実に面白いのです。
纏めるのには時間がかりますので、この人物に興味をお持ち
になられた方は詳しく調べてみて下さい。
面白いですよ~
コメント有難うございました。
水戸植物園園長さんのお話しを
ヒントに自分なりに調べてみたんですが
面白かったです。