明日への一歩

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故郷廃線後駅舎の今時の姿。

2015年07月13日 07時07分45秒 | 日記

 雨の中の槇峰橋梁
帰省中ず~っと雨でした。橋梁付近に、もやがかかり幻想的な風景でした。

 おはようございます。
今朝はかなり気温が高くなる予感がしますね。

上記映像は、5回にわたり同窓会の話を書きましたように
私の同級生への、思い入れの原点となる故郷の駅の風景から
本日は話を進めてまいります。

 この駅では昭和39年~昭和42年までの間、鉱山閉山に伴い
全国に散っていった同級生を見送った時期がある、思い出の場所
であり、死ぬ前日まで私の父が新聞店を営んでいた関係で毎朝この駅
を利用して全国紙、地方紙を中継で受け取っていた場所でもあるのです。
元高千穂鉄道槇峰駅舎の現在の姿です。
駅の付近も昔とは違い、駅の左が国道218号線でしたが、冒頭の映像
にあるように谷と谷の間に大きな橋梁ができバイパスが通るようになり、
駅の横で通行する車の姿もめったに確認出来なくなった。



 上記映像は恐らく、昭和30年代当時は日之影線槇峰駅と呼んでいた頃の風景です。
その後日之影から高千穂までが開通して高千穂鉄道となる。
恐らく撮影時期は今頃の時期であり、夏休みに鉱山労働組合主催による海水浴出発風景です。
海水浴を楽しみにしている子供達の姿から賑やかさが伝わってきます。
乗客を待っているのが蒸気機関車C12形ではないでしょうか??
もうこの映像に映っている子供も年金受給者ですね。


平成17年9月の台風で鉄橋が流され廃線になるまで
いくばくかの人々が利用していた駅です。あれから早いもので
もうまもなく、10年の年月が経過するようになります。


久しぶりに駅を訪ねると廃線が決定した事によりレールが取り外されている
姿は実に寂しい。


列車が来るはずもないのにホームに残るベンチが虚しく感じさせる。


この高千穂鉄道の車内から見えてくるう風景は実に素晴らしかったと思う。
出版社にまだ在庫があるかどうかわかりませんが、福岡の出版社海鳥社(1800円)
刊「高千穂鉄道」」撮影者栗原隆司さんで素晴らしい沿線風景が確認出来ますので
機会があれば、是非!ご一読下さい。