まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

懐かしいお味 @ 信州木曽路 手打ちそば くるまや本店

2020-08-30 09:59:56 | 蕎麦屋巡り

木曽福島 あたりを車で走ってると、ほんっと、あっちもこっちもお蕎麦屋さん。
この辺で一番有名なのは、くるまや本店 なのかな?

中学生の頃から、実家から近いこの辺りはよく遊びに来てたけど、このお店には一度も行ったことは無い…いや、もしかしたら行ったかもしれないけど、覚えてない(笑)。

今回は、木曽駒の別荘 に行く途中でお昼ご飯を食べようってことで、時間的にもちょうどタイミングもよく、行ってみることに。



この辺りは、昔から中山道の福島宿だったし、今はJRの木曽福島駅もあるしで、お土産屋さんんがあったりして観光地としてわりと拓けてる。


くるまや本店 、ここかぁー!
千本格子が立派!!すごい年季ある佇まい。

そもそも、なんでこの辺りは、そんな蕎麦が有名なの?

って、ちょいと調べてみたら、歴史は江戸時代まで遡る。
中山道の「福島関所」を治めるお代官さまに仕えていた多くの家が、水車小屋 でそばを製粉する事業を行なっていたらしい。

そして、明治に入ってから、“自家製のそば粉を使った手打ちそば” が評判になっていった…と。
水車は歯車で動くので、「歯車」=「くるま」ということなのね。
そいえば、別荘近くで、よく行くお蕎麦屋さんも「水車屋」って名前だもんなぁ。

くるまや 本店 も大元をたどると、その頃からずっと続いてるお店…てことは、創業150年以上?!すごいなぁ〜〜〜。


もとい。

外には「お並びの方は間隔を開けてお待ちください」って書かれてる…ってことは、やっぱ行列ができるくらいなのね。

でも、この日は時間が早かったからなのか、コロナで「お盆に帰省は自粛!」とか問題になってたからか、店内はガラーン。


テーブル席と座敷の小上がりとある。パッと見た感じ、やっぱり「席数を減らしてるんだろうな」という配置。




私たちは小上がりへ。
2Fへと柱を残して吹き抜けになってて、オブジェなんかも飾ってあって、いい雰囲気。

で。
今回はあまり下調べもしないで「くるまや行ってみよー」って来たので、メニューを見てびっくり。

た…高くないっすか?!(汗)
いや…東京の有名なお蕎麦屋さんだったら、こんくらいはするけど、、、めっちゃ強気な価格設定。

まぁでも!
初来店記念日だ!
お店イチオシの高いやつを頼んでやる!

と、その前に、蕎麦前をば(笑)。

木曽で定番の 中乗さん をお燗で。「なかのりさん」と読みます。
サービスのアテは、すんきかな…?


日本酒は、七笑 中乗さん だけみたい。
お燗に対応してくれるのは、純米は無い…まーでもいいのだ!
こういう時は、雰囲気で飲むのだ!


さぁさぁ、来ましたよ、お店イチオシの高いやつ(笑)。
天ざるそば 1,880円!


お蕎麦は「並」で二段。



食べた途端、「懐かし〜!」って思っちゃった。

今でこそ、十割だの二八だの、どこ産の蕎麦だの、先輩に色々教えてもらって蕎麦ことも幅広く知るようになったけど、親から離れて上京するまでは、お蕎麦といったら、こういう、太くてモチっとしててお腹に溜まる蕎麦だったなぁーと。

小麦粉いっぱい入ってるんだろうな。
そして、お汁は濃い。
あ〜〜懐かしい〜〜〜。


天ぷらも盛りだくさん!

サクサクっと揚げられていて、美味しい♪


相方は エビ天蕎麦 、あったかいやつ。冷たい食べ物はあまり好きじゃ無い相方。(モノによる)



ムスコは、「天ぷら食べたーい!」と私と同じ、天ざる蕎麦をご所望。

美味しそうでなにより。(笑)
でも、もちろん全部食べきれるはずがなく、私と相方が「げふっ」と言いながら残り物を食べました。。。
やっぱ小麦粉いっぱい入ってると、すぐにお腹いっぱいになるよぉ〜〜。


でも、蕎麦湯 は別腹!



そば湯って、、、なんでこんなにホッとするんでしょうね・・・
絶対に外国人には分からない感覚だと思う・・・
日本人のDNAってやつ・・・?


そんなこんなで、初めての「くるまや本店」楽しみましたー!
今回、来たことで、なんか歴史を知ることができてそれもまた楽しかったり♪
江戸時代からかぁ…ほんと、すごいなと思う。
これからも頑張ってくださーい!!


【信州木曽路  手打ちそば くるまや本店 】
長野県木曽郡木曽町福島5367-2
0264-22-2200
http://www.soba-kurumaya.com/index.html







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2 コメント

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Unknown (庄助)
2020-08-30 06:20:25
最近の観光地の値段は、都会並みのところが多いですね。木曽福島は江戸時代から中山道木曽路の宿として栄えていたみたいですから、そのころからの歴史や文化が感じられてよさそうです。
蕎麦前、楽しまれてよかったですね。^^
うちも大体、おかーちゃんは天ぷらそば、庄助は盛りと酒いうパターンです。(笑

茅野もこだわりの蕎麦屋さん多く、モリで1000円以上の店が多いです。おなかにたまるように食べようとすると3000円くらいかかってしまいます。^^;
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■庄助さん (まき子)
2020-08-30 09:58:48
まさに “観光地” 価格ですよね〜。
でも、しょうがないですね…今は、日本もまさにボーダーレス。
どこにでも気軽に行けるし、逆に田舎の方が運送費かかったりしますもんね。

茅野も同じ長野ですし、お蕎麦屋さんは多いでしょうね〜。
なんとなく、茅野というと高いお店が多そう!というイメージあります。
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