旭洋酒 ＆ ぶどうの丘 ＆ 桃狩り

先日、さくらんぼ狩りに行った時、
コメントくださる方々が　“近くに国産ワインが美味しいワイナリーがあるよ”
と、色々教えてくださった矢先。

またもや、いつもの「山梨果物狩り」の案内が。
今回は思いのほか早いタイミングの桃。

それならば！！
一緒に楽しむべきことは　“ワイン♪　ワイン♪”　で頭いっぱいな自分。
（っていうか、ワイナリーに行ける口実が「果物狩り」・・・ってかんじ？）


といっても、自分が目指すワイナリーは、ご夫婦だけでやっているような小さな蔵なので、
見学ではなくワインを買いに行くだけでも事前にTELした方が良い、というアドバイスも頂きました。

最初にお電話したのは　金井醸造場　さん！

ここでしか買えないワインに、いよいよ出会える♪と思ったら・・・
もう蔵に残っているワインは売り切れてしまったそうで、
お店も今は閉めているんだそう。。。え～ん（>_<）、残念。。。　


気を取り直して。
旭洋酒　さんは、訪問してもOKということで、いざ！

到着すると、本当に小さな小さな蔵で、
ショップの入口も、我々が乗り付けてきたサーフ一台でいっぱいになってしまう。

中に入ると、今あるワインが棚に飾られている。

あるある、　ソレイユ　。

実は、ピノ・ノワールが大好きなアメリカ人の友達が、
「日本国産のワイン？そんなの飲んだことないわ。」なんて言うものだから、
それならば！！と、いつもお世話になってる酒屋さんに相談して、
この　ソレイユ　ピノ・ノワール 2006　をプレゼントしたのだ。

残念ながら、そのピノ・ノワールはもう売り切れてしまい、蔵元にはなかったのだけど、
今は　ソレイユ　メルロー　2007　があるみたい。

「試飲されますか？」とのお言葉に　「もちろんデス！」な自分。

白ワインの　ソレイユ甲州 2008　は、辛い味わいなのだけど、それだけでなく“ぐっ”と旨みを感じる。
こういう味わい深い白は大好きだなぁ～。

ソレイユ　メルロ 2007　は香ばしいような、カカオのような、でもメルローらしい香りがイイ！
言うまでも無く旨いです。

2008 ソレイユ クラシック赤　は、冷えたのを飲ませてくれたけど、と～っても飲みやすい。
これで1380円？！　CPいいなぁ～。

「ちょっと面白い味なのでクセのあるお肉や魚に合わせると良いですよ。」と飲ませてくれた
甲斐ノワール 2007　は本当に、いろ～んな味わいが絡み合う。　

4種類飲ませていただいて、ソレイユ甲州とメルロ2007を購入。
ちゃんと“飲めない運転手”にも、味わわせてあげないといけないし、
家で飲むとき、何の料理に合わせようか、考えるのも楽しみなのだ。



さてさて。
この後は　ぶどうの丘　（HP）でランチ。

ここで「鹿肉のソーセージ」を注文したのだけど、
旭洋酒さんのアドバイスにあった「甲斐ノワールはクセのある料理に・・・」という言葉を思い出して、
別のワイナリーのものだけど、甲斐ノワールを一緒に飲んでみた。
これがバッチシ！　一つ、またお利口になったぞ。


それはさておき。
他にもランチで行きたい所はあったものの、なぜぶどうの丘に行ったかというと、
試飲できる ワインカーブ に行ってみたかったから。

実はまだ一度もここに入ったことがなかったのだ。

入って試飲するには、1100円かかるのだけど、
「ちょっと高いな～」なんて思っていた自分がオバカでした。
お金を払わなくとも入れるし、1100円で試飲用タートヴァンを買ってしまえば・・・

こ～～～んな広いカーブに、た～んとあるワインが試飲し放題！！


うひゃ～～！こりゃすごい！！
ずら～～っとワインが並び、通路の中央には、試飲用のワインがどっさり。
　

タートヴァンは、こんな感じ。

今までグラスでしか試飲したことがなかったから、なんだか新鮮♪
色を見るにも良いツールなんだとか。


ちなみに、たまに見かける　本醸　って言葉が気になる・・・。

ワイン用語にも「本醸」ってあるのかな。日本酒とは意味合いが違いそう？！


それにしても。。。

最初は片っ端から味わって飲んでいたのだけど、やっぱり中には「うわっマズ・・・」というのもあり（汗）、
全部飲んでいたけど、これだけあると、お腹たぷんたぷん、さらに何が何だか分からなくなりそう。

ということで、
「栓が開いてて減りが多い瓶を集中して飲もう。」　という作戦に変更。
空気に触れてる時間が長い方が美味しいかなーと思って。

そうやって選んで飲み分けていると、
「お？！いいかも。」と思ったワインは、こんな辺りに集中していることが自分でも分かってくる。
　

　
てことは　大和葡萄酒　（HP）　と　フジッコワイナリー　（HP）　が好みってこと？！

こんなに沢山の中から、自分が「お？」と思うのが見つかると、
なんだか宝探ししてて「良いもの発見したぞ♪」なんて感じで、楽しいカモ～～。



----
夜は夜で、お目当てのお店に行って（また別の日記にでも）
存分に葡萄なワインを楽しんだ翌日は、いよいよ桃狩りだ～♪


勝沼ではよく見かける、駐車場＆売り場。
でも、ここには休憩室があるだけで、ここから農園までは、小さなバンで10分行った山の中。
　
わ～い！いっぱいあるある。

こちらの　理想園　という農園さんには初めて来たのだけど、
この農園で狩り放題なのではなく、ここでまず一人3個のもぎ取り体験。

なんと、この3個はお土産として持ち帰らせてくれて、
最初の休憩場に戻ったら、さらに　“用意されている桃の食べ放題”　があるのだ！


特別に“ハウス栽培”の葡萄は試食分のみだけど、甘くて美味しい！


桃は、ここから好きなだけ取って食べ放題～！

これ、何気にいいかも！

というのも、桃をもぎ取ってその場で食べると、
「あちゃー、これは固かった！」　とか　「これは甘くないなぁ～。」　とか、ハズレに当たることもしばしば。

でも、プロの農園さんが「食べごろ」のものを予め用意してくれていれば、
ハズレなんて無いのだ～。
美味しくない桃でお腹いっぱいになるより幸せ♪

というワケで、今年は2人で21個。
さらにお土産の桃8個もついて、これで1500円だから、ビックリ！！
（一人3個なハズなのだけど、農家さんとワイワイお喋りしてたら一個ずつオマケしてくれた）

満足満足！
もうしばらくの間は、桃は見なくても大丈夫なのだ。（ていうか食いすぎー）