梅さんのかわら版.umelog

笛吹市 シャインマスカット

気づくということ

2021-07-11 15:39:16 | 日記・エッセイ・コラム

今日の毎日新聞「新・心のサプリ」
心療内科医の海原純子さんのコラムから

鎌倉・円覚寺の横田管長エッセイに載っていた
仏典「スッタニパーダ」より
「人が生まれた時には、実に口の中に斧が生じている」
人の悪口を言ったり傷つける言葉を言ったりすると、
そのことが回り回って自分を傷つけることになる。

これは言い換えれば、天に唾を吐けば自分に落ちてくる
ということで、
反対に、良いことをすれば巡り巡って自分に帰ってくるということだろう


海原さんは、自分はどうだろうと客観的に観察できる人はいいが、
一番問題なのは、自分の事として捉えずに、
人の粗ばかり探して、自分は問題ないと思い込んでいる人だという

自分は常に正しいと思い込んでいる人は確かにいる
上辺だけ付き合っている時はいいが、
深くかかわってみると、その実態に浮かび上がってくる
おそらく、そういう人は、みんなの周りにもいるだろう

海原さんは、そういう人が周りにいると大変ストレスになると言っている
我慢して付き合っていると、
知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうだ

自分はこういうことはやめようと、言い聞かせればいいのだが、
そういう気づきが出来ない人もいるのだ
出来れば、そういう人とは、さっさと関係を断ち切ってしまえばいいと思う
何時までも、嫌な思いをするのは御免だ…