最近相次いて発売されて新刊本2冊
読んでみた
『奇跡』
こちらの著者は林真理子さん
センセーショナルなキャッチコピーで読者の心あおる…
奇跡の愛だと
実話だ
主人公は歌舞伎役者の夫と、三歳の男の子がいる女性
過去の人ではなく実際いま女性実業家として活躍している
そして相手はパリを拠点とする世界的写真家
この二人の不倫の物語なのだ
何が奇跡かというと、「僕たちは出会ってしまったんだ」
というこの出会いが奇跡だと言っている
『あの胸が岬のように遠かった』~-河野裕子との青春
この本の著者は、umeさんが愛してやまない歌人の、
今は亡き河野裕子さんの夫の永田和宏氏
二人の相聞の本は既に出ているが、
こちらはその後を追ったものだ
林真理子の奇跡は、読み進んでいくうちに読者は気が付くだろう
以前に柳原白蓮を書いたあの本のようでは無いナ…と
そのがっかりの原因は、題材なのだ
材料が良ければ、そんなに手をかけなくても料理は美味い
如何に新鮮で魅力あるかだ
歌舞伎界と言うことで、決して表には出してはならないと言っているが
今、中村芝翫が四度目の不倫疑惑を週刊誌に書かれているように、
歌舞伎界は特殊な世界だ
歌人の永田和宏さん(74)と妻の河野裕子さん(平成22年に64歳で死去)は、
歌壇きってのおしどり夫婦
『あの胸が岬のように遠かった』~-河野裕子との青春
この本は、河野さんの死後に見つかった日記をもとに、
永田さんが2人の青春を振り返ったものだ
≪二人のひとを愛してしまへり≫
≪ほんたうに俺でよかったのか≫
長生きして欲しいと誰彼数えつつついひにあなたひとりを数ふ 河野裕子
さみしくてあたたかりきこの世にて会ひ得しことを幸せと思ふ 河野裕子
わたくしはあなたにふさわしかったのか そのために書き、書き継ぎてなほ 永田和宏
知らぬまま逝ってしまった きみを捨て死なうとしたこと死にそこねたこと 永田和宏
たまたま、時期を同じくして刊行された二冊
愛の苦悩と葛藤の書だ
読んでみた
『奇跡』
こちらの著者は林真理子さん
センセーショナルなキャッチコピーで読者の心あおる…
奇跡の愛だと
実話だ
主人公は歌舞伎役者の夫と、三歳の男の子がいる女性
過去の人ではなく実際いま女性実業家として活躍している
そして相手はパリを拠点とする世界的写真家
この二人の不倫の物語なのだ
何が奇跡かというと、「僕たちは出会ってしまったんだ」
というこの出会いが奇跡だと言っている
『あの胸が岬のように遠かった』~-河野裕子との青春
この本の著者は、umeさんが愛してやまない歌人の、
今は亡き河野裕子さんの夫の永田和宏氏
二人の相聞の本は既に出ているが、
こちらはその後を追ったものだ
林真理子の奇跡は、読み進んでいくうちに読者は気が付くだろう
以前に柳原白蓮を書いたあの本のようでは無いナ…と
そのがっかりの原因は、題材なのだ
材料が良ければ、そんなに手をかけなくても料理は美味い
如何に新鮮で魅力あるかだ
歌舞伎界と言うことで、決して表には出してはならないと言っているが
今、中村芝翫が四度目の不倫疑惑を週刊誌に書かれているように、
歌舞伎界は特殊な世界だ
歌人の永田和宏さん(74)と妻の河野裕子さん(平成22年に64歳で死去)は、
歌壇きってのおしどり夫婦
『あの胸が岬のように遠かった』~-河野裕子との青春
この本は、河野さんの死後に見つかった日記をもとに、
永田さんが2人の青春を振り返ったものだ
≪二人のひとを愛してしまへり≫
≪ほんたうに俺でよかったのか≫
長生きして欲しいと誰彼数えつつついひにあなたひとりを数ふ 河野裕子
さみしくてあたたかりきこの世にて会ひ得しことを幸せと思ふ 河野裕子
わたくしはあなたにふさわしかったのか そのために書き、書き継ぎてなほ 永田和宏
知らぬまま逝ってしまった きみを捨て死なうとしたこと死にそこねたこと 永田和宏
たまたま、時期を同じくして刊行された二冊
愛の苦悩と葛藤の書だ