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春祭り

2025-02-23 13:52:41 | 日記・エッセイ・コラム


西日本海側では大雪の荒れた天候が続いているが、
こちらでは梅の花も綻んできた

いよいよ春の到来で、地元の春祭り「お天狗さん」が開催された
何時もは「お天狗さん」は風が吹くと言われているのだが、
この日は穏やかな祭り日和となった

平日だったが、たまたま休みだった身内も駆けつけて、
消防記念会の人たちの「はしご乗り」を見たり…
お神輿が練り歩くのを見たり
お祭り気分は上々…

コロナ禍で開かれなかった時もあり
2020年の時の祭りの様子がブログに残っている
こんな小さな町のお祭りなのに、知り合いの国会議員さんも挨拶に見えられて、
家族を囲んで談笑…
やっぱり祭りは春を呼ぶな~(^^♪

プレバト俳句~デパ地下

2025-02-14 16:04:00 | プレバト俳句

長い名前のサラダを買うや春動く   村上健志

題:デパ地下

1位 才能アリ72点 谷まりあ
   五限後のデパ地下うららルビーチョコ
2位 凡人50点  大久保佳代子
伊予柑のゼリー見惚れし母傘寿
添削 伊予柑のゼリーに見惚れゐて母は
3位 凡人45点 松下由樹
長蛇列バレンタインデー無縁なる
添削 無縁なりバレンタインデーの長蛇
4位 凡人40点 南果歩
春遠し義理チョコ買わずぼっち飯
添削 義理チョコは買わない春はまだ遠い
5位 才能ナシ25点 田辺智加
てんてこ舞いピンクに染める新入社員
添削 売り出しやてんてこ舞いの新社員

名人 現状維持 ◆森口瑤子
行く春や閉店セールの百貨店
添削1 パンジーや閉店セールの百貨店
添削2 鳥雲に閉店セールの百貨店

永世名人 掲載決定 ◆村上健志
長い名前のサラダを買うや春動く

今日は2月14日、いつもの百貨店で北海道展が始まったので行って来た
バレンタインコーナーもあり、今回のお題のような光景が繰り広げられていた

今回は森口瑤子が指摘された「季語が近い」と言うことについて考えてみよう
夏井先生は、「行く春」と「閉店セール」が近いと言っているのだが
行く春とは春の終わりを意味していて、閉店も店の終わりである
これを俳句では季語が近いと言い、嫌われる

俳句を勉強し出した当時は、季語の意味に則した内容がいいのかと思っていた
今回の森口のような句だ
だが、季語を説明してしまうような季語は駄目なのである

又、「季語が離れすぎる」と言うのもあり、これも又駄目なのである
これは季語と、それ以外の部分がどう関係するのかさっぱり分からないからである

話は変わるが、umeさんは、今月の句会に出されたある句について感想を求められて、
「季語が動く」という指摘をした
この句は、五点も得点が入り、好評だったが、主宰はボツ句としていた
季語が動くとは、季語が別のものに変わってもいくらでも意味が通じることであり、
この句の場合も、季語に対するリスペクトが感じられなかったのだ
だが、作った本人の反論があり、得点を入れた人も納得がいかないようだったナ

人の評価はそれぞれ、その人の知識や経験、どんな場所でどんなふうに生きてきたか…
皆感じ方は違うのだ
それはそれで受け入れて、次に生かして行けばいいのだと思うし、
それが句会の良いところである
自己主張が強いと誰も何も言わなくなるし、気分の良いものではない
考えさせられた句会であった




春淡し

2025-02-11 16:29:48 | 日記・エッセイ・コラム


窓越しの日当たりの良い場所で咲くシクラメンは、
水が足りないとこのような状態になる

今月、身内に一人家族が増えた
春がやってきたのだ
Lineと言う便利なものがあるので、手に取るようにその成長が見られる
毎日毎日、Line上でいろいろな話が飛び交っている

umeさんはと言えば、この目出たい出来事を後々残しておきたいと、
一句捻っている
俳句は日記みたいなものなので、絶対にその時の感動を詠みたいと思っているのだ
この場合、喜びや感動を素直に詠めば良い句になるのではないかと、他人がどう思おうと…

プレバト俳句~雪の銀座

2025-02-07 17:06:19 | 俳句&短歌

  粉雪に恋する銀座資生堂  立川しらく

題:雪の銀座

1位 才能アリ70点 新浜レオン
   余寒なおネオンに浮かぶ獅子の影
添削 余寒なおネオンに獅子の影著し
2位 凡人60点 渡辺満里奈
   かりんとの小枝にふわり粉雪よ
添削 かりんとの小枝よ街の粉雪よ
3位 凡人55点 鈴木梨央
   冬の音輝くネオン銀座色
添削 銀座色のネオンや冬の音を聴く
4位 凡人45点 新山
   冴返る末席汚す祝賀会
添削 末席にゐて春愁の祝賀会
5位 才能ナシ35点 小手伸也
   帰らなきゃ帰したくない雪催
添削 帰したくなくて雪催のホーム

名人1ランク昇格 ◆立川志らく
   粉雪に恋する銀座資生堂

特別永世名人お見事! ◆梅沢富美男
   湯の里の小さき銀座に春の雪


お題の「雪の銀座」には季語の「雪」と銀座と言う名詞が入る
その二つを入れて作るというのは結構大変だ
才能有りが一人で、後は凡人と才能無しで、全部に添削が入っている

銀座と言うと、あの有名な三越の獅子を思う浮かべるだろう
それを真っ先に詠んで成功したのが新浜レオン
残念ながら雪と言う季語は入っていないが…

雪と銀座の両方を詠んで成功したのが、立川しらく
いつもは結構理屈っぽい句を作るのだが今回は
 粉雪に恋する銀座資生堂  立川しらく
夏井先生も甘やかな句だと言っている
この「銀座資生堂」という名詞が利いている

銀座と名の付く場所は全国にあるが、
湯の里の小さな銀座を詠んで成功したのが梅沢名人だ
発想が良いと思う

参考までに著名俳人の句を二句上げてみた
鷹羽さんの句はとても感性が豊かな句だ
吉屋さんの句は、何の気負いもなく、
春の雪のようにさらっと作ってあってお見事!

雪赤く降り青く解け銀座の灯  鷹羽狩行
地下鉄を出れば銀座の春の雪  吉屋信子

春の光

2025-02-02 14:22:56 | 日記・エッセイ・コラム


週刊文春から端を発した中井問題はいろいろな所に飛び火しているようだ
又、そこから話題を逸らすように道路陥没問題が起きた
外国では、飛行機墜落事故も起きた
このところ、暗い話題ばかりだ

kiiちゃんの3回目のピアノ発表会があった
今年はどうやら40周年のようだ
いつもとは違い2台のピアノを使っての演奏は、
一人の演奏、二人で演奏、三人での演奏、先生とのコラボなど、
色々考えて構成されている

年少さんや年中さんの発表は、こちら迄緊張感が伝わってくる
kiiちゃんは、驚くほど上達し、安心して聞いていられるレベルになった
その澄んだ音色を聞いていると、世間の雑音を忘れる

皆の目がキラキラして、まるで春の光のようだ