てっ!パワハラですか、漆原部長さん。
いくらなんでも、ここまで言ってしまうとは…。
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(漆原部長) 修和女学校は、家柄のいい、お嬢様たちが通う名門です。しかし、あ なたは給費生だったそうですね。
(花子)ええ、そうです。
(漆原部長) 貧しい家の出であるあなたが、殊更にごきげんようという言葉を使い たい気持ちは分かります。しかし、ごきげんようが似合う人間と似わない人間がいるんですよ。
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これを言っちゃあおしまいよ…。
花子は悔しい思いをじっと我慢して、何とか自分の主張を通しましたね。
花子の「ごきげんよう」はただ単に挨拶として言っているのではなく、さまざまな祈りが込められていたのです。「どうか健やかに、お幸せにお暮し下さいという祈りが。
「人生はうまくいく時ばかりではありません。病気になる事もあるし、何をやってもうまくいかない時もあります。健康な子も、病気の子も、大人たちも、どうか全ての人たちが、明日も元気に無事に放送を聞けますようにという祈りを込めて、番組終わらせたいのです。」
名演説ですね。こういう想いは必ず聞いている人達に通じるものです。
頑張れ花子!!