蓮子決行の日。
嘉納伝助は、蓮子の好物の”きんつば”を買ってくる。蓮子の喜ぶ顔が見たくて…
伝助にとっては、蓮子の喜ぶ顔、嬉しそうな顔が何よりも生きがいであり、幸せなのだ。
その蓮子とのお別れが迫っている。伝助の顔が切なくて切なくて…
仲間由紀恵さんはこの時の心情をこう言っています。
「龍一と駆け落ちする前に、伝助に「あなた・・・ありがとうございました」と言ったのは、彼女の本心だと思います。伝助は、自分が望んだ人ではなかったけれど、彼のやさしさや男気など、いい面もたくさん知っていたし、自分が愛されていることも分かっていたはず。だから、最後に伝えたのが感謝の気持ちだったと思います。」(仲間)
そうして、タミの事態を察知した女の感によって、蓮子の気持ちはますますはやり、龍一へと向かわせます。
「あなた、ありがとうございました。」と言い残し、いざ決行!!ここからは、美輪明宏の”愛の賛歌”が否が応”にも盛り上げていきます。
”高く碧い空が 落ちてきたとしても 海が轟いて 押し寄せたとて”
”貴方がいる限り 私は恐れない 愛する心に 恐れるものは無い”
そう、蓮子にはもう恐れるものはないのです。
”貴方が言うなら たとえ地の涯て 世界の涯ても”
”貴方が言うなら どんな恥でも 耐えしのびます”
ごきげんよう、さようなら…
追、本日はこぴっとがなかったので、こぴっと講座はお休みします。