雲・・・

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・・・思うままに

ピンはねの世の中…

2010年01月29日 21時50分50秒 | kayoの気持ち
なにわ金融道』という漫画がありました。

作者は青木雄二先生

kayoは漫画も好きだったけど作者の著書も何冊も読みあさっていました。
早くして(確か50代)亡くなったんですけど
今の世の中の矛盾点をついたすごくためになるお話しでした。

先日、
とあるコンビニでバイトしている娘が…
「ジュースなんて原価30円なもんだ!」

なんて言ってて、
…もうそんなこと考えるようになったもんだな。って感心した。

kayoは
「30円のもの100円で売ろうが500円で売ろうがお客さんが納得して買うんならそれが正しい値段だ!」
って言ったんだけど、原価を知ってしまった娘は納得せず。
さらにkayo
「原価で売ったら共産主義だべ、資本主義ってのはピンはねで成り立ってるんだや!」
っと教えて差し上げたのでした
って
かなり乱暴な言い方ですが…

ピンはねで成り立っている資本主義の現実…
教育でそんな言い回しをしないだけで現実のことなのです。
まあ
賛否両論あるかもですけど…

その中身を分かりやすく解説してくれているのが青木雄二先生の著書だったのです。

だからkayoはその影響をかなり受けている
思想がもともと共感もてるってのがあったとは思いますが。

最近は特にひどいです。

ピンはねは何も物を売る時だけのことではないのです。
経営者が社員の給料を払わない、ボーナスカットなんかも立派なピンはねです。

働かせといて必要な対価を払わない。

本当は一番苦労している人が一番対価を得るべきだ。
というのを、そして世の中の仕組みを分かりやすく解説してくれる方でした。

たとえば物を生み出す一番最初の仕事にかかわる人たちは。

製造業にしてもいわゆる土木工にしてもです、
一番汗水流して働いている現場の人たちが本当は一番対価を得てもいいのでは?
しかし
ピンはねされて、仕事の楽な上級の人たちがそっくり対価を得るという現実。

要はおいしいところはみんな上に持ってかれるという

『ピンはねの世の中』
そんな世の中を青木雄二先生は説いていたのですね。

「だったら勉強すればよかったでしょ!!」
なんて声も聞こえてきそうですが…

そこについても青木雄二先生は答えています。

学校が『職業に貴賎はない』なんて嘘を教えるから馬鹿正直な子ほど落ちこぼれる。って!

「底辺の職業についたら上に持ってかれるよと正直に教育したらいいんや、
それを言わんで上級の階級についてる人たちは自分らの子供にだけ本当のことを教える。だから塾にせっせと通わせてお受験させとるやろ!。
飛行機にしても新幹線にしてもエコノミーやらビジネスやらグリーン車やら名前付け取るのは一等席、二等席だと貧乏人がひがむから誤魔化しとるんや!
世の中にはそんな誤魔化しはごまんとあるんやで!」

『目先だけみんと全体を見渡さな大けがするで!』

という言葉が印象的な青木雄二先生。

kayoはこんな言葉にすごーく共感したものでした

うーん
たしかに。

っても思います。

『職業に貴賎なし』

よくいわれる言葉ですが。

銀行系はそんな言葉しらん!って感じで全く無視してます。。

大企業や公務員で働いている方たちには低金利で進んで融資する傾向ですが…
自営業者や小さい会社、運送業にお勤めの方には高ーい手数料とって貸すか高ーい金利での貸し付けとなります。

これにも青木雄二先生は触れています。

『金持ちに低金利で貸すが貧乏人には高金利で貸す。又は貧乏人は消費者金融からしか借りる道はない。
これが当たり前やと思ったらあんた、資本主義に立派に洗脳されてる証拠やで!』
と…

kayoの周りにも自殺した人はたくさんいます。
経済的な理由もあります。
銀行が今のような態度のままではまだまだ自殺してしまう人たちは増加する一方と思います。
反面、天下りなどで上から下界を見下ろすように関係ない顔している人たちがいるとは思いますが、
やっぱり世の中が変わらないとどうしようもないですよね。

生前はこのような世の中を予想しているような書き込みもありましたが…

特に銀行が駄目ですねいまの世の中は…

資本主義
『これが当たり前の世の中と思ったら大間違い!』

娘の一言でちょっと思い出しました
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