黒ラブ ロックが行く

生まれつき肝臓が普通の犬の4分の1しかない、小さい黒ラブと、家族のお話です。

娘のいじめ

2006年03月29日 | 日記
僕、すこしお澄まししています。

娘は、小学校の時と中学校の時に壮絶ないじめにあったことがある。特に小学校の3年の時は、クラスの人数が40人。女子が13人、男子が27人。その女子11人に半年間無視され続けたのです。そのクラスには、今をときめくジャニーズのIくんがいました。(彼は直接関係ないですが、無関心だったのでしょうね。それとも女子のいじめなんか目に入らなかったのかも。)

娘の異常に気がついたのは、夏休みが終わってから1月ほどしてからでしょうか。気がつくといつも娘が家にいるのです。
今日は遊びに行かないのと聞くと、Mちゃんが遊べないとか、誰かが遊べないとか毎日言うのです。それまではなんとしても友達を捜して遊びに行っていたのに。
よくよく話を聞くと、クラスの女子が一人を除いて口を訊いてくれないと泣きながら言うのです。
どうしてお母さんに言ってくれないの?と訊くと、お母さんに言うと心配するから言えなかった。とのこと。胸が張り裂けそうでした。

どうして欲しい?と訊くと、何もしていらないと言う。
学校行きたくなかったら行かなくても良いよ。と言うと、もし私が学校行かなくなったら、私をいじめていた人たちが喜ぶから、絶対に学校は休まないと言う。
先生に言おうか?と訊くとそれもいらないと言う。
引っ越す予定があるからそれを早めようか?と言っても、それもいらない。私大丈夫だから。いじめになんか負けないから。と言う。

夫と相談して、しばらくは様子を見ることにした。
幸いに他のクラスのことは仲良く遊ぶ事はできているようだった。

そして、3年終了時の春休みの時、息子のサッカーを応援に行ったときに、娘の担任を校庭で見つけたので、話だけを聞いてもらった。

先生曰く、そういえば休み時間はいつもよそのクラスに行ってますね。手を挙げて発言する回数も少ないです。と言う。それがいじめと気がつかなくても、最近元気が無いと感じていたらすこしくらい声をかけてくれても良いのにと思ったが、特別なことはしなくても良いから様子を見ていて欲しいとお願いした。
先生は、いじめられるのは娘にも原因があるという。
例えばクラスの催し物でも、何か自分の意見を通したがったり、自分勝手が多いからいじめられてもしようがない。とまでいった。
そのときは娘を何とかいじめから救ってやりたくて、先生の言うことにも仕方がないと思ったけれど、今考えたら、先生のその考え方がいじめにつながったのではないかと思う。

その後の経過とかは、長くなるので次回書きたいと思います。
姉のいじめは弟にも少なからず影響がありました。