5月28日から3泊4日で姉と二人で山陰旅行へ行ってきた。
パーキンソン病と5年前に解ってからの恒例の旅行。
今回もなんだかありました。
早朝5時30分発のバスで羽田へ。
ロッちゃんちょっと行ってくるからね。と大嘘を付き出発。
7時40分発の石見空港行き。
全国の廃止対象空港の下から2番目ですと。
予約したタクシーで一路津和野へ。 10時過ぎ到着。
まずは自転車でと思ったら、姉が乗れない。
何度乗っても転んでしまう。危ないので徒歩に切り替え。
殿町通りには、昔そのままのおうちが普通に生活している。
体長7~80cmはありそうな鯉が悠々と泳いでいる掘割。
100円のえさを観光客が与えるから丸々と太っている。
役場も、教育委員会も今にも崩れ落ちそうな建物の中で仕事をしている。
森鴎外の旧家。
石州和紙の工場とかもあったけれど、シーズンオフのせいか何もやっていない。
中にはこの3月で廃業したとの張り紙のあるお家もあった。
1時間ほど歩き、津和野道の駅で昼食。
大きなお稲荷さんは私。
鯖を食べられなくなってしまった私を尻目に、日本海の鯖って美味しいのよね
と、鯖ご膳を頼んだ姉。
帰り道は旧道を通った。
今も現役のポスト。いい感じ。
これは桜の木です。
堀の向こうのお家の際から出ている幹が堀のこちらまで曲がってきて
さらに支えられて上に上っている。何歳なんだろう。
ここは津和野城跡。
下草を刈っているおじさん二人。
今日始めて昇ってきたんだって。
一時はどうなることかと思ったくらいぼうぼうの草でも何とかなるもんだなと話していた。
お城跡に登るためのリフト。
貸切。
お城跡の何百年も生えている松ノ木の間から新しい目がいっぱい吹き出ていた。
鴎外の菩提寺。
森林太郎と書いてあるだけの墓碑。
D51号
土日には山口と津和野間を往復する機関車も走っている。
この機関車確かうん十年前に来たときもあったような気がする。
もっと写真も撮ったけれど乗せるの大変なのでここまで。
津和野町の端から端まで焼く4キロおよそ6時間掛けて歩きました。
28,000歩。
歩くのが少し不自由な姉に合わせて歩いたので通常の3倍の時間。
でも急ぐ旅でもないし。
ホテルは津和野ホテル。
ほぼ貸切。
ほかに男性のお客さんが一人いたような気がする、、、、。
食事はコラーゲン鍋。1000円。
非常にリーズナブル。
そしてお風呂は薬草風呂に、健康風呂、岩盤浴。
貸切。
朝食は1000円。ちょっと高いかな?コーヒーが450円だもの。
ホテルそのものはビジネスホテルの様を呈していて、基本的にほとんどの方は素泊まり。
ホテルの壁などいたるところにまるっこい字でいろんなことを書いてありさながら
居酒屋のよう。
特にホテルの不満はなくはなかった。
夜一晩中空調から聞こえる機械音。
疲れきった姉はグースカ寝てしまったけれど、
結局私は一睡も出来なかった。
非常に残念。
金曜日とシーズン前なのか観光客はほとんど見られなかった。
津和野は不思議な町で、カソリック教会と
曹洞宗と、
稲荷神社が
一緒にある。
不思議。
明日は萩を。