~の 代わり

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BLEACH 652 小さな小物も見逃さない

2015-11-21 | BLEACH(WJ)感想

本編はともかく、今回の新人漫画賞の審査員が久保センセーで、なかなかなるほど~なロングインタビューが面白かったです。
センセーのライブ感の訳がよく解った(笑)いや、褒めてるし尊敬しておりますよ!
そういえば、ツイッターを止められてから随分経つような気がしますが、もう戻って来られないのかなあ。
絡むとか大それたことは考えてませんが、ほんのちょっとのセンセの呟きがなかなか面白かったんですけどねえ・・・・・・

では、本編。
ビシッと剣を構える七緒ちゃん、いさまし!
もうぴよ子にしか見えなくなったリジェは、どうやらその剣が眩しくてたまらないご様子。目が乾いたり目障りだったり、大変すな!

眩しいよと言うリジェに対して、これはリジェの放つ神の光を乱反射しているからと説明する七緒ちゃん。剣を構えて、リジェへと向かって行きます。


The Theatre Suicide SCENE6

その昔。
母が大事な何かを誰かに託している、幼い七緒はその事実だけを胸に、霊術院へと道を進みます。
と、そこへやってきたのは学長に挨拶に来たと言う京楽の姿。
七緒が見たその背は良く目立つ女物の着物がかかっていて、それは昔母親が持っていたものに似ていたような気がしたし、その中で、挿された簪は、母の物ににていると思った七緒。 
時は流れ、七緒は若くして護廷十三隊に入隊します。その隊は、八番隊。

実は七緒、それより以前に母を亡くしており、それからは見知らぬ老夫婦に育てられたそうで。
老夫婦は伊勢の親戚らしいけど、見た事ない人達。ただ、七緒を実の娘のように可愛がってくれた模様。
入隊を喜ぶ老夫婦。
実際、七緒は飛び級で入隊したのでしょう、こんなに若いのにと感心されてます。
霊術院に入った七緒は、支給された浅打を自分のものにする事が出来なかった(伊勢代々に伝わる斬魄刀があるとは知らないし)のですが、鬼道の才覚が認められて入隊試験を受ける事が出来たというちょっと毛色の変わった院生だったみたいです。
鬼道衆と配属願いをだしてはいたけど、実際配属になったのは八番隊。
何故?と思った七緒でしたが、そこであった京楽をみて(着物も変えて簪も抜いていたにも関わらず)あの簪の人だとすぐに解ります。 

そして、この人があのひ、母が大事な何かを預けていた人だと知ったという訳。


そして、その母が京楽に預けていた剣を振るわんとする七緒。
リジェは完全にウェルカム状態ですが、寸での所で攻撃を防ぎます。
刃が無い剣で自分を斬れるかと甘く見てたのですが、そんな剣で斬りかかってくるのは危ない証拠という訳のようです。
この一撃で僕を殺すべきだった!と、七緒を攻撃しようと光球を指から生み出すリジェ。
七緒ちゃんピンチ!?

と、ここでまた別の回想へ。
僕の所為だと思ったんだ、と過去の自分に懺悔をするという事は、この回想は京楽のもののようです。
神器紛失で七緒の母は裁定にかけられ、処刑されてしまいます。
さらに遡り、自分の兄が自分にあの一本の簪を京楽に託します。それはきっと七緒の母をよろしく頼むという暗示だったのかもしれません。
そう、みんな僕に一番大事なものを預けて逝ってしまう。
重苦しいのは苦手なのにと若い京楽はそれでも静かにその荷を背負います。
だけど、もうそんな風に誰かの大事なものは預かりたくない、僕の肩を軽くしてくれ、僕に君を守らせてくれと、リジェの攻撃を前にすくんでしまった七緒を守らんと、京楽が現れて・・・・・・次回!

時系列的には、兄が死んで→七緒の母から剣を託されて→七緒の母が処刑されて→七緒霊術院に入る
という事で大丈夫・・・?

今も京楽さんが羽織ってる女物の着物は、七緒の母のものなんですね。
そういえば、山爺と戦った時って、あの羽織りはちゃんと脱いで・・・・・・たっけ?(燃やされないように)
そしてあの簪、ただのつまようじ的な何かかと思ってましたけど、めっちゃ重いヒストリー抱えてましたね。
お兄さんが渡した簪は一本だったのですが、挿してるのは二本。あと一本は七緒ちゃんの母から直接貰ったんでしょうか?気になる。
ちなみに前回出て来た七緒ちゃんのお母さんの御髪にあるのは、一本?しか見えないだけなのか?
七緒ちゃんのお母さんの処刑は、止められなかったんでしょうかね。京楽さんは知らなかったようですが。
七緒ちゃんは神器の存在も知らなかった訳だし、お母さんの件も知らなかったかと。
ちなみに七緒ちゃんは母親が預けたものが剣とは知らなかったと思うのですが(何かを預けていたと言ってたし)、母が京楽と交わした約束(預け預かれ)というのは知っていた訳で。
でも、七緒ちゃんは自分の斬魄刀は京楽が「持っている」と思っていたし、持たせず出さない理由に七緒との母の約束というのがあるのは知っていた。
実際七緒はどこまで知っていたのか、に関して考えるとかなり違和感があるのですが、まあいいや(笑)
ライブ感としては、娘の事を想った母との約束をずっと守ってきた京楽と、全ては知らずとも、今自分ができる事はと(戦う為の術である)剣を乞う七緒。
神と対峙できる『剣』と、奇しくも神を語る『敵』
もうこれだけあれば充分ですねえ。

しかし、最後の七緒の手に添えられた京楽の手の描写といい、この緊迫した状況なんだけど、思わず『ウェディングケーキのご入刀です!』っていう声が頭の中で響いてきましたこのワンシーン、たまりませんね。
とはいえ、伊勢の呪いと花天狂骨が放つ心中劇場。
心中劇場から、マイフェアレディ的なハッピーエンドになれば・・・・・・良いのですが。
 

それにしても、設定を作りこまない、というセンセーが、今になって羽織りの持ち主とか、簪に込められた人の想いとか、小道具にこれでもか!ってエピソード盛り込んでくるけど、ホントいつからこの事を考えていたのでしょうかね。
 



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