木曜日発売のジャンプなんて、珍しい。そして発売をツイッターのフォロワーさんの呟きで気が付きました。ありがとう！
92話 虫ケラボンクラのろまの腑抜け
えらい言われようなタイトルだなあ……しかし、禰豆子ちゃん可愛い。でもなぜ泣いてるの？
……なんて、気になりながらもページをめくるとそこは、
とんでもない鬼回でした！！
堕姫の頸を持って走る伊之助。愉快なラグビー大会の幕開けだ！
抵抗する堕姫の髪の毛攻撃も威力があまりないようで、グハハハ！と笑いながら駆ける伊之助ですが………
次の瞬間、背中から鬼いちゃんにブスリとやられてしまいます。え、そこその場所ヤバくない？
炭治郎も慌てます。え、何故アイツがあっちに？天元さんは？と振り返った炭治郎が見たのは、片腕を斬られて倒れ伏す天元さんの背中。
愕然とした炭治郎に襲い掛かる蚯蚓帯！炭治郎を助けようと善逸も手を伸ばしますが、瓦礫と共に落下していきます。
みんなごめん、禰豆子ーー
と、炭治郎の意識に現れたのは、禰豆子。謝らないでお兄ちゃんと、人間の頃の二人のやりとりのようです。
貧しさに、父の死を自分の所為のように思っているだろうと炭治郎を諭す禰豆子。精一杯頑張っても駄目だったんだから仕方が無いじゃない。人間なんだから誰でも何でも思い通りにはいかないわと。
大切なのは今、前を向こう、一緒に頑張ろうよ戦おう。禰豆子の髪がほどけ、そして鬼の禰豆子になっていきます。涙をながし、解ってよと懇願する禰豆子。
気が付いた炭治郎の前に、鬼いちゃんが現れます。まだ生きてるのか、運の良いヤツだと。お前以外のヤツはもうダメだろうなと、回りの状況が解ってきます。
伊之助は心臓を一突き。善逸は瓦礫に埋もれて身動きが取れない様子。天元さんも毒にやられて心臓が止まってるそうで。
えええええええ！？
どうやら鬼いちゃんは、炭治郎の背負う箱の中身を察したようで、それで炭治郎を生かしたようです。お前の妹か姉か？
みっともねえなあ、妹を全然守れていないじゃないかと笑う鬼いちゃん。仕方ないな、お前は人間、妹は鬼。兄貴だったら妹に守られるんじゃなくて、この手で守ってやれよなあと、炭治郎の指をへし折ります。虫けら、ボンクラと炭治郎を責める鬼いちゃん。ついに地面をかき、項垂れる炭治郎。
みっともないのは嫌いじゃない。お前の額の汚い傷も愛情が湧くなあ、お前も鬼になったらどうだと炭治郎を勧誘し始める鬼いちゃん。鬼になったら助けてやるよ、そうでなきゃ、妹もぶち殺すぞと脅かして来ます。
その言葉に、天を仰ぐ炭治郎。
人は嘆く時、天を仰ぐんだぜと勝ち誇ったように言う鬼いちゃんに対し、炭治郎は準備していたんだと燃える瞳で応えます。
と、次の瞬間、出た！伝家の宝刀、炭治郎の頭突き！え、頭突き！？ここで？効く訳が無いじゃ……
って、実は頭突きと同時に雛鶴さんから受け取っていたクナイを一本、鬼いちゃんの足にブッ刺していたのですナイス！
コイツ！弱いくせに、これだけボロボロになっておいて、チカラの差を見せつけておいたのに、独りきりで何故諦めない何故折れない！？
自問する鬼いちゃんに向かって炭治郎の渾身の一振りが、鬼いちゃんの頸をとらえて……次回！
ああ、ワニ先生からとんだお年玉ですよ。見事にお年玉が脛にあたって痛くて転げまわってます。炭治郎折れないけど、私の心は折れそうです。え、伊之助の心臓は右にあるんでしょ？え、天元さん右手あるのに、斬られて転がってる手も右手、なるほどこれが忍法変わり身の術。なんでしょ？善逸なんか、もぞもぞ動いてるのはあれでしょ寝がえりでしょ。
かつての修行シーンで、炭治郎が一人じゃないっていいな！と感じていましたが、それ伏線とか言わないでくださいねお願いしますよ～～～～！
ああ、新年早々、魘夢さんの悪夢でした。なんて夢オチだとしても、許しますよ。
愉快なラグビー大会の会場はどこですか……
