~の 代わり

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劇場版BLEACH Fade to Black ノベライズ

2008-12-30 | アニブリ感想&イチルキ
映画見て「姉&弟」にちょっとでも「キュン」とした方、
あの時のあのシーンは・・・?と確認したい方、
良いかもですぞ・・・。
ネタバレ、ありますから・・・&何度も言いますがワタシ、イチルキスキーですから・・・。


まあ、映画のおさらいに成るかと思いますが、このノベライズ
端折られたエピソードも描かれてます。

まずは、冒頭、これは弟目線でありますが、姉の優しさとその窮地を救ったルキアの大きさを感じさせる始まり。
これがあると、初めて見る映画では謎の男女感が無くなってしまうのですが、
おさらい的には感情移入しやすいし、画的にもルキアが素敵なんだろうなと思える所でありました。

マユリ様ご乱心は変わりなくありましたが、瀞霊廷が霊子の大蛇に襲われ、
隊士達が飲み込まれるシーン、的場サンの男気が見えたりしてますぞ。
ああ、こんな所にイヅル君もいました。

次に一護がルキアを思い出すシーン、
フラッシュバックが起こりますが、そこでも『名前』が重要な要素になってまして、
コレもなかなかイチルキスキーにはたまりません。
『きわめて重要な存在』など書かれてますし・・・ウフフ。

が、残念な事に浦原サンの「で、アナタとルキアサンのご関係は?」の問いシーンが無くなってまして、
一護の話(主人公パワーとも言う)と自分の記憶の無さに興味を感じて一護の協力を決意するのですが、
考えようによっては、浦原サンは自分の事すらも、
相当『信じていない』、もしくは恐ろしく『客観的に』自分を見ることに長けている人なのだなあ、
と彼の懐の深さ?に感動(呆れて?)しました。

次に映画で語られなかったルキアと姉&弟のエピソードがあるのですが・・・
何故これ映画に出さなかったの!!?
姉弟の名前の由来ともいえるエピソードなだけに、
読んでいて非常にもったいない感がありました。

『雫も含めて美しいではないか・・・水滴はかまどの火を映し、キラキラと輝いている~』
ああ、このエピ入れると、最後の『名付け』で納得するのですけれど・・・。

花太郎の治療シーン。
ノベライズでは、一護の悩みまでは読み取ってくれなかった花ちゃん。
ただの、通りがかりの回復役になってしまって残念。
まあ、一護の孤独感が増すには良かったのかもしれません。

兄様が襖を7回開けるシーン。
ノベライズでは、怪訝に思った家の者からの報告で兄様がルキアの部屋を探すのですね。
そして一護の目力(主人公パワー)に圧された、随分物分かりの良い大人な兄様になってます。
にしても恋次はやっぱりノベライズでも、KYです。
っていうか、映画でも恋次はルキアの事よりも一護との絆を書かれていたような気がします。
一恋一・・・フラグが勝手に成立してしまいます。

ちなみに、乱菊サンの恋次お見舞いシーンアリです。
それからノベライズで解ったのですが、
兄様が忘備録?でルキアの事を確認していたのかと思いきや、あれは緋真サンの日記だったようです。
(映画では、達筆過ぎて、読めませんでした)

そして、一護とルキアの戌吊での再会シーン。
『あまりのショックに声もでない』一護。
『絞り出すような声で』訴える一護。
一護の名前を聞いただけで『胸が熱くなり、涙がこぼれそうになる』ルキア。
もう、何ナノですか・・・。これだけで、ご飯3杯いけます。

浦原サンとマユリ様、光!?の再会・・・活字で読むと、なんだか怪しさ倍増でした。
な、何を始めてしまうの?浦原サン・・・。
そんな浦原サン、隊長羽織はマユリ様から『拝借』したもので、いつもの格好が『目立つ』からという事が判明。
いやいや、どうみてもファンサービスでしょ、フフフ。(といいつつ釣られるけれど)

日番谷クン達のバトルや一護が霊絡を辿るシーンもほぼ映画と一緒ですね。
霊絡は・・・あれはもう『赤い糸が繋がってる』と言って良いよ、許すよ。

そして、いよいよ姉弟と対峙する一護。
姉の黒い霊圧は、卍解状態の隊長格に匹敵するものだったらしい。

そして護廷隊の皆さんも最終バトルへ。
何気に乱菊サンを助ける檜佐木サンが描かれてたり、四番隊が頑張ってたり、
『白哉坊』と呼んじゃう夜一サンが居たりします。あ、砕蜂への姫抱っこも健在でした。

ダークルキアとの戦いも細かく描かれてます。
姉や弟の声もあり、ルキアがこの二人に飲み込まれてしまった感が感じられました。

一護とルキア、死神の力を譲渡するあのシーンを織り交ぜながら、一護がルキアを刺すのですが、
刺した一護の心情が書いてあって良かったです。

オマケに
『腕の中に・・・死神に戻ったルキアが倒れこんだ』
『一護の胸に倒れこんでいたルキア』
『肩を掴んで体を離す』一護。
やっぱり、ハグだよね!!?

ルキアと姉弟との最後の別れのシーン。
姉の回想というか、弟に対しての心情も書かれていて良かったデス。
ルキアの名を呼ぶ声を最後にほむらとしずくは消えていきました。

雨が上がった後の二人。
一護もずぶぬれって事は、ずっとルキアを見守っていたのだね。
そして、映画では忘れ去られていたコン、
ノベライズでは見事復活を果たし、ルキアの容赦ない叩き付けに歓喜の声をあげてました。
まあ、楽しくイチルキコンで、本編は終了です。
良かったね、コン。

最後、ノベライズにはエピローグ的なモノが書かれてました。
これは、救われます。
そう、死する事は終わりではないのです。



まあ、レビューとしては以上です。
巻末にはスペシャル・インタビューがありましたが、
なんだかもう~♪って感じです、フフフ。



ちなみに、劇場版の感想はこちらです。

長々でしたが、ありがとうございました~♪








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2 コメント

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え!! ()
2009-01-02 12:22:45
あけましておめでとうございます!!

え、もう、発売してましたっけ・・・。
うわー。イチルキ好きとしてどうなんだろう。
最低ですね・・・。

私も映画観てきました!!
さっそくノベライズ買おうと思います!!
というか、浦原さんの
「ルキアサンとの関係は?」
のシーンがないと!!映画では
ナイス浦原さん!!って思ってたのに・・・。
でも、やっぱり買おうと思います!!

あっ!遅れましたが、
本年もよろしくお願いします!
返信する
パンフもゲットしました♪ (rei-u)
2009-01-02 22:25:26
甘さが足りない拙宅ですが、今年も宜しくお願いします~。精進します・・・

確かに、ハンサムエロ店主様のあの台詞は外して欲しくなかった~・・・激しく同感。
と、ちゃっかり妄想して捏造して次のSSで補完しております。
多分明日にでもUPしますので、良かったら読んで下さいませ。
あ、甘くないです、ゴメンナサイ。
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