~の 代わり

趣味卍解!ジャンプは只今『鬼滅の刃』長男推しで応援中。※BLEACH二次小説(イチルキ)はPW付、まずは『初見必読』を

劇場版BLEACH 地獄編 ノベライズ

2010-12-14 | アニブリ感想&イチルキ

小耳に挟んだ 『コンの活躍』 妙に気になってしまって・・・購入
しかし、せめて劇場公開終了に発売になれば・・・と思うのはワタシだけ?



劇場版とお話的には同じなのですが、小説ならではの描写、これはちょっとカラーでは見せられません的な所が今回は多かったような。
まあ、地獄のお話ですから、劇場で見たときも 『ちょっと表現がお子様にはキツイかも』という所がありましたが、小説版ではそれに輪をかけたという感じかと。
読んでいて・・・痛かったり、グロかったり・・・

出ている人達と、台詞回しに若干の違いがありますが、その辺の突っ込みという名の感想を。

コンちゃん!
一護の良き?入れ替わり相手として、結構頑張っていたコンちゃん。
下半身強化型という初期設定を使った彼の俊足は・・・『姐さんの愛の囚人(ラブ・プリズナー)』という名にふさわしく、ルキア嬢の為に駆使されました(笑)
でも、そんなコンも頑張った。咎人達と一戦交えたり(あっという間に終了しましたが)夏梨&遊子を助けようとしたり。

茶渡君!
学校で鉄骨の下敷きになろうかという女子生徒を助けた茶渡君。女子生徒とのやりとりもあって、役得♪
ルキア&夏梨を朱蓮の炎から守った彼。ルキアとのアイコンタクトもあり、おまけにその場に居て唯一彼女達を助けんと行動が早かった茶渡君。
恋次クンなんて、一瞬出遅れた自分を悔いてますから。

朱蓮サン!
彼の力って、炎を自由に操る事はもちろん、炎を硬化させたりもできたのですね。
序盤の彼の戦いはもちろん、一護に敗れる時には随分とジタバタしてくれました。

砕蜂サン!
活躍はしていないものの、確かに刑軍居るのに貴女が居ないのはおかしかったかも。
というかきっと夜一サンが居ないから劇場版にも出なかったのではと。

兄様!
やっぱり・・・さり気なく いいトコ取り
地獄に再び向かおうとする一護の脇をすり抜けるように放った千本桜は、一護へのまさに花の手向けかと。
行け!なんてしっかり呟いてますし。

織姫ちゃん!
小説版の彼女はなんて『頼もしい仲間』なのでしょう・・・劇場版はどうしてああなっちゃったんだろう・・・っていうぐらい、ちゃんと『救護』している彼女が良い。
まあ、アノ例のシーンは場所がリビングから一護の部屋へと移っておりますが、一護を送り出す際に、 『みんなといっしょに!』と言ってまして・・・ああ、コレが聞きたかったんだよう。


あとは、劇場版だけでは解らなかった、黒刀さんのミイラ化の訳(何度も地獄で死ぬと段々体が朽ちてくる。つまりは黒刀には余り時間が無い)
朱蓮達をはじめとする、特化した力の訳(対クシャナーダ用に体が戦闘形態に入るそうです)
どれだけ強くなっても、地獄の掟には逆らえない という事、だから地獄の鎖を切る為に一護の力を欲した事がよく解ったかと。
ただ・・・やっぱり遊子の奇跡の生還の理由は書かれていませんでした。

ただ・・・楽しみにしていた・・・ルキアさんのまっぱなシーンが・・・ただの死者再生になっちゃっていて・・・残念。
おまけに黒刀さんに殴られてしまい・・・(それも顔!)
でもそれをきっかけに一護が暴走しちゃうから・・・ちょっと萌えた。

ラストの一護変身!は、やはりクシャナーダ達の思念の塊がああなったのですね。
劇場版で聞いたあのちょっとクサイ台詞はありませんが、読めば読むほど・・・ナウシカ・・・

しかし黒刀さんの最後の描写はちょっと物悲しかったかと。地獄は咎人から何もかも、奪っていくのですね・・・
地獄という、舞台設定上、子供にも『こんな所には行きたくないや』と思わせないといけないのかと。
虚圏よりももっとどろどろして血なまぐさい、ある意味『人間くさい』所だったように感じます。

最後はちょっぴりですが、イチルキの ケンカップルぶり が見られます。
黒崎姉妹は記憶置換を施されたという事で、夏梨ちゃんもすっかり『普通』になってました。
劇場版のラストをしめてくれた一心サンのギャグは悲しい事に消えていましたが・・・

代わりにまるでお約束のような彼の活躍?でしめられてます。

コン・・・いつも忘れられEND・・・


まあ・・・劇場まで行かないやという方にはオススメです。
劇場版の補完というまでは・・・物足りなかったかと。



追記
そういえば・・・劇場で気になっていた件がちゃんと書かれてた!
一つは地獄の入り口ってあんなに簡単に開けられるものなのか?について。
実はルキア達がやってきたのは『地獄の門に亀裂が入っているらしい』という調査依頼。
なかなか見つからなかった地獄の入り口、それは実は黒刀が結界を張っていた(彼曰く、現世に瘴気が入るのを防ぐ為)からなのですが、これで地獄への入り口の謎が解けました。

それから・・・一護が地獄へ行くと決めたにあたって、一悶着ありましたが、俺だけ行くと決意表明する一護に、それはもう君だけの問題じゃない(クラスの皆に被害が出たし)という石田クンや、私も!と立ち上がる織姫が居たりして、仲間感が強く描かれていたのが印象的でした。
コレがあるから、一護は地獄へと舞い戻ったのかと言える要素だけに、削られたのは惜しかったかと。

あとね・・・力使いすぎて疲れた織姫ちゃんを、ルキアが気遣って椅子に座らせるシーン・・・いいわあ・・・

ちなみにノベライズでは、黒刀サンは地獄に行くまでは覆面で顔の大部分を覆っております。これはやっぱり地獄側に見つからない為のようですね。



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