「〇〇の将来の夢は薬剤師!!」と小学一年生の娘。それは、保育園児の時に言い出したことです。当時はそんな職業をどこで知ったのだろうかと思いつつ、「へえ~、お薬の仕事って知ってるの?」などと聞いたりしました。「知ってるよ。」としか言っていなかったと思うのですが、この春わたしの実家に帰省中、おばあちゃんにはその理由を話していました。母によると、「〇〇の将来の夢は薬剤師。△△くんにお薬作ってあげたいから。」と話したそうです。△△くんは保育園での同級生で腎臓が悪く入院もしばしば。でも、登園している時はとても明るく元気でよく一緒に遊ぶ仲の良いお友達。わたしにも「〇〇ちゃんのお母さん!」と、人なつっこく声をかけてくれていました。人気のアニメのことをよく知っていて、そのキャラクターをとても上手に描けるのだと娘が得意げに話していました。ですが、薬の副作用で太っていることを年下の園児にからかわれたり、たたかれたりることもあったようで、そのこともとても辛そうにわたしに話していました。(このことには保育園側も対処していましたが。)
大好きなお友達の△△くんがお休みしなくてはならなかったり、からかわれたりしているのを目の当たりにして〝病気が治ったらいいのに〟と思うのは極自然ですが〝△△くんのために自分が薬剤師になって病気を治したい〟という気持ちになったことを何とも可愛く、また誇らしく思います。
ふと、わたしの目は治したいとは思わなかったのだなと思いました。中学時代の同級生が薬科大学への進学はわたしの目のこともあったと話してくれたことを思い出したのです。でも、もし、「ママの目を治したいから。」と言われたら、嬉しいようでいて、やはり切なさも感じてしまうと思うのです。単純に薬では治らないとあきらめているだけなのかも知れませんが、とにかく、〝今のわたしのままでも良いと思ってくれている。それは、不便があっても、心ある多くのみなさんのお陰で幸せに暮らしているのですから、それが娘にも自然に伝わっているからにちがいない〟と勝手に良いように解釈して、もう一度喜んでいます。
そして、家族はもちろん大事ですが、彼女は広い広い社会に踏み出しています。たくさんのいろいろな人に出会って、いろいろな経験して、感じたり悩んだりしながら歩んでいって欲しいものです。
それはそうと、薬剤師になりたいという夢、万が一続くなら手放しで喜んでばかりいられません。学費がどれだけかかることか!!夫婦で、「うちにはそんなお金ないよ。学校へ行くお金は自分で何とかしてよ。奨学金とか特待生とかいうのもあって、それは・・・」などと今から子ども達に話しています。
現実は厳しい!!
大好きなお友達の△△くんがお休みしなくてはならなかったり、からかわれたりしているのを目の当たりにして〝病気が治ったらいいのに〟と思うのは極自然ですが〝△△くんのために自分が薬剤師になって病気を治したい〟という気持ちになったことを何とも可愛く、また誇らしく思います。
ふと、わたしの目は治したいとは思わなかったのだなと思いました。中学時代の同級生が薬科大学への進学はわたしの目のこともあったと話してくれたことを思い出したのです。でも、もし、「ママの目を治したいから。」と言われたら、嬉しいようでいて、やはり切なさも感じてしまうと思うのです。単純に薬では治らないとあきらめているだけなのかも知れませんが、とにかく、〝今のわたしのままでも良いと思ってくれている。それは、不便があっても、心ある多くのみなさんのお陰で幸せに暮らしているのですから、それが娘にも自然に伝わっているからにちがいない〟と勝手に良いように解釈して、もう一度喜んでいます。
そして、家族はもちろん大事ですが、彼女は広い広い社会に踏み出しています。たくさんのいろいろな人に出会って、いろいろな経験して、感じたり悩んだりしながら歩んでいって欲しいものです。
それはそうと、薬剤師になりたいという夢、万が一続くなら手放しで喜んでばかりいられません。学費がどれだけかかることか!!夫婦で、「うちにはそんなお金ないよ。学校へ行くお金は自分で何とかしてよ。奨学金とか特待生とかいうのもあって、それは・・・」などと今から子ども達に話しています。
現実は厳しい!!