幼稚園児の目から見ても小学生の一年生は
特別なところと感じていた。幼稚園で暴れて木に登って。
木の上から数ヶ月もすれば小学生。僕だって小学生。
親からランドセル・教科書など入学式の前に親と共に購入しにいく。
この時がとても一生の中でもっとも充実して心も弾む。
両手を結んでいる親がいる。この事は人にはいつまでも頭の中に残っている。
入学式では周りをキョロキョロとするだけで、
退屈そのものなんだけど。
それでも希望に燃えてここに大勢の中にいる子供達が、
僕の友達になるんだ?
僕の友達が一人二人と数えていると、
なんだか心も弾んでくる。
教室の中に入ってしまうと、
本当に静かでうつむいて机に座って話す言葉もない。
先生の一言二言と祝いの言葉が続いてくると、気持ちもはぐれて。
この人にこの子に、一言二言と!
「僕は○○だ”」お友達になろうと言って、
今日は一緒に帰ろうとなって。
その後毎朝の7時ごろには、親と共に家にくる。
「○○ちゃん、学校に行こう」
この時友達とともに学校に行く、
しかも手をつないで学校に行ける。
本当に夢にまで考えた事が現実に。
今は友達もできて楽しく学校へ登校。
やはりこの時が人生の中で一番輝いていた時なのだ!
君は僕の友達だ!
○○○○ちゃん!?(明日は何が起こるだろう)