「今いかないと大事なものが?」
君が僕の意識の中に入ってくるもの。
ポーいと外を出て、空を見上げると!
今日の入道雲や流れ雲を何も考えずに見ている。
雲みたいに何も考えず、
ただ流れる意識のみで山の彼方の方向に進んでみたい。
この景色や雲のありようを思うと、
雲に聞いてみるんだ!
「今日は何かいいこと、あるのかい!?」
言葉は何も返ってくるはずもない
ただそう考えると、いてもたまらず車を走りだす。
こんな時とても気持ちは爽快で
、山へ山へとその思いだけが募る。
山の彼方には何が?
何が?
車窓からの景色は流れながら移る、
雲と僕とが心の糸で結ばれているように
先には何があるのかも分からない。
でも、山の彼方に行ってガッカリして、返ってくるかも?
ただ飛び出していく!
今行かないと大事なものが、
一つ二つとなくなっていく気がするんだ!
先に進めば進むほど
、気持ちがドキボキとしながら感情が高まっていく。
先には何があるか分からないのに!
ゼロに対して、大きな希望なり夢をかきたてる。
「雲が僕の後をついておいで!」と囁っている。
人間て山の彼方に大事なものを、
追い求めているのじゃないのか?
それが山の方向じゃなくても!
僕にとって、あなたにとって大事なものを。
この手で触ってみたいと思う。
この世の最愛なる愛を求めて!