家に静かにいると人の人影もない。
ほらー誰もいないのかと叫んでも!?
喋ってくれる言葉すらない、
時折に家のすき間から風が吹けさらす
みそぼらしいボロ家での生活.
玄関の扉を「ガラーガラ」と開けて。
こんな快晴の天候に気も抜けて
、あ~あ、両手を上げてアクビがでてくる。
暇だし、山いもでも掘ってみるか!
さて、ツルは太い、手でイモずるをたぐって
スッーとまだまだ先か、もうチッと掘ってみるか?
ザッ-ザー、なぬ!
こらー木の裏に隠れてなにやっている!
上に登りたいのだ。
ケン:お前は木に登れないのか?
ブウ:木登りは初心者だ!
ケン:俺が手を貸してやる。
足を手に掛けてもうイッチョの足は!?
頭の上じゃーない。
ブウ:アリャー。
ケン:こらー汚ねぇー足を顔に乗せるな!
登ったか!
まー上出来だ!
上の奴、だいじょうぶか?
ブウ:上から雨の放水だ!
掛かってしらねぞ。
ケン:上からションベンをするな(怒る)
濡れちまった、洗って山芋の続きをするか?
後ろをフッーと振り向くと
こらそこから木から木へ飛び移るのか。
ターザンでもやらねぇー。
ブウ:サッー。
ケン:飛びやがった。言わんこっちゃーない!
かろうじて、木の先ポにツカまってんの!?
世話のかかる奴だ!
待て・・俺がくるまで耐えてろ。
ブウ:手の感覚がなくなってきた。
ケン:手を放せばお死ぬぞ!
ブウ:俺はもうダメだ、先に死ぬ息子に恵みあれ!
ドテ-!
ケン:よせよ。2-3m真下に落ちても。
死なねぇ^-よ!
ブウ:痛て~よ!
ケン:アホ~な奴はその辺でぶっ倒れておれ!
このへんは変わり者が多いが
今日はだいぶん面白いのを見せてくれて
暇つぶしになった、また遊びにきなぁー!
ブウ:う~
ケン:お前とは仲良くなれそうだ。
カタぐるしい奴よりアホな奴が好きだ。
性格があからさまだし、分かりやすい性格。
本当の心の友とは、そんな奴のことを言うのだ!
信じあえる友はお前だ!
ブウ:そんな事よりここにサロンパスを貼ってくれ!
もうチョイと横らへんが。
もう少しずれてんの!?