[先の事を考えて、親しい愛を思い出を描く]
親の生き方を見て子供は育つ。
この言葉なんて第三者がキレイ事で、
カッコよく文章を作っただけ。
俺はそんな事なんて聞いたこともない。
「ただ人に迷惑なことだけ」
この事だけが頭の中に今でも体で体験させられる。
夜も更けて家の外から電灯の光がもれて、僕がもっと心温まる。
ここに帰ってくると体の疲れも心の悩みも、すべて吹き飛んでいく。
「ただいま」~「おかえり」とすぐに返事が返ってくる。
テレビを見て食事をしていると、親父は目が一点に凝視して
まわりの何もかも見えてない。
ただテレビの中に入り込んでいる。
時代劇の同情をかう「水戸黄門」、
最後の同情場面で親父の涙が頬をツタってくる。
なんで泣くんだ!
このテレビは作りものじゃーないか!
不思議でたまらなかった。同情で泣く顔に俺はなんとなくムナシクなり
涙をもらい泣きをして、悲しい思いが目に映る。
こんなことてチャンチャラおかしいや!?
お客が来ている側で、兄弟ではしゃいでいたら。
この一言なのだ!
オヤジが怒れば、一言の言葉も言わず
”ゲンコツ”が飛んでくる。
いつもオレの方ばかりを殴るのだ!
それはエコヒイキだ!?
「両手と両足をバタバタ」させながら泣く。
天上を目上げて涙がポロ~と、みんなが心配になってのぞきこんで
「ダイジョウブ」!
ただ何が悲しいのか、嬉しいのかわからず
涙は勢いよく流れおちる。
何か不可思議な涙がポローポロと頬をツタって流れる。
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