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Hwaii ハワイ島 癒しの旅 満天の星とご来光

2013年05月01日 | 日記

ハワイ島での次のアドベンチャーは、マウナ・ケア山(4205m)に登って、満天の星と雲海から昇る日の出をみることでした。

なぜゆえにアドベンチャーかと申しますと、4千メートルの山だからです。富士山より高い!

当然、空気は薄い!(平地の60%しか酸素がない、湿度も10%を切る事もある) 高山病の心配あり! 肺機能が悪くなる場合もある! そんな期待を(どんな期待?)胸に、当日は早めに食事をし、仮眠をし、万全の態勢で臨みました。洋服も毛糸の帽子、手袋、ヒートテックの下着にタイツ、厚手の靴下、タートルにセーターかダウン・・・などなど万全です。

夜中の1時にコテージのゲートに迎えの車が来ました。 案内役は太公望のカイさん。 先に数名の方が車に乗っていました。 この山は大きく平たいので、登って行く時に日本の山と違って急カーブがほとんどありません。まっすぐに山の山頂へ向かって登って行くのです。だからあまり登っている感覚が無いのですが、途中途中で耳がキーンとして、唾を飲み込んで、耳の圧が調整されるので、登っていると分かるのです。 ペットボトルが配られ、水を頻繁に飲むように言われました。 どおりで、湿度10%になるんですって。乾燥しすぎ!

途中のオニヅカセンターで暖かいココアがでました。 そして星の観察です。

ここに映る白い靄が天の川です。流れ星も写っていると云うけど、私には分からない!

見上げれば、「うわぁ~」です。 天の川が白くかすんでいます。 どれがどれだか分からなくなるほどに無数の星! 今見ているこの星は何億光年もかかって届いている光だそうで、すでに星が消滅していることもあるとか。

なんとロマンチックな。 (写真には良く写らず、お見せできないのが残念)

緯度の関係で日本では上に見える星も地平線近くに見えているのも不思議なことです。 「この星は日本では見られません」なんて言われて、「へぇ~!」です。

本当はこんなに宇宙に星があるのに、見えるはずなのに、東京では数えるばかり。

 

星観察が終わると、また車で頂上へ向けて移動です。「寝ないで下さいね」と言われる傍から寝ている私。それも口あけていびきかいていたみたい。(実際、寝たまま起きない方いたそうです。危ないのです。)

頂上に着くと地平線がほのかに明るく。 この時はラッキーにも月が新月近い三日月でした。(満月だと星を見るには明るすぎるそうな)

寒い!上はかなりの防寒着を重ねたので良かったのですが、足の裏が冷たい。 もう実用を取って、寒いのを防ぐために恰好もなにもあったものじゃありません。目だけ出ている姿です。

写真を撮っている間にも、空の色が変わり始め・・・。

いよいよです。

なんと素晴らしい、神秘的な時間なのでしょう。 モクモクした雲海の中から太陽が昇ってきます。今日の始まりです。

 

一人神聖な気持ちに浸りながら、素晴らしい体験に感謝して太陽を見つめて祈っていました。

「マウナ・ケアは聖地の中でも聖地、今までに閉ざしていた扉が開くかもしれません」とはカイさんの言葉。

 

太陽が昇り詰めると、そこには日本を始めとした各国の天文台がありました。日本のスバル望遠鏡のあるドームもあります。

カイさんが呼びます。行ってみると、太陽とは反対側の雲海にマウナ・ケア山の影が映っているのでした。 

後ろに映っているのがマウナ・ケア山の陰です。

非日常の素晴らしい冒険です。 

日本の山でもご来光を見たことはありますが、360度の雲海の中で陽が昇るのを見るのは初めてでした。

興奮しながら観ていると、あっという間に太陽は頭上に。 それでも寒い! 

さあ、降りるぞと車は動きだしました。 みんなの気圧変化を考えて、カイさんの運転はゆ~っくりです。 それでも私はぐ~っすりと寝させて頂きました。 気がつけばコテージ近くでした。

素晴らしい体験をさせて下さって、カイさん、ありがとうございました。 ホント楽しかった!

これからの人生が変わることを祈って!

星空ガイドと日の出ツアー:太公望  ガイド カイさん http://www.taikobo.com/starguide/kai.html

 

 



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