2016年が明けてから2週間が経ちました。 お正月なんてず~と昔だったように思えます。
今年は暖冬と言われておりますが、東京にも初雪が降り、本格的な冬もやって来たようです。
新宿駅西口を夜遅く通ると、ある時間からホームレスの人々が寝床を作り始めます。
いる時間といない時間があるので、いったい何時なのかと思っていたら、昨夜判明。
彼らが何人か集まってきていて、陣取りをしている様子。
でも、まだ決して寝床を作りません。
全員座ることもなく、立っています。
そしてある人が腕時計を見ていました。
はは~ん、きっと寝床を作って良い時間が決められているのでしょうか、その時の時刻は10時半でした。
おそらく、それ以降三々五々と集まってくるのでしょう。
それにしても昨日はこの冬一番くらいの寒さ!
新宿駅は規定があるのか、彼らは段ボールで家を作りません。(作れないのか)
ただ、床にシートを敷いて横になるだけ。
寝袋に入っていればまだ良い方。
何もかけずに横になっている人も。(見ている方が寒くなってしまう)
その横を通り帰宅する私はいつも思います。
事情はあるでしょうが、なぜこの寒空、もっと環境の良いところで眠れないものなのか。
行政は何もできないのでしょうか。
どこかにプレハブでも建てて、何か仕事を作り、人間らしく生活させてあげられないものなのでしょうか。
以前NYでハーレムを一掃した時のように。
ぜひ気持ちが暖かくなる話題が欲しいものですね。
外がモ~レツに寒いだけに。
みなさま、今日も一日、素敵な一日をお過ごしください。
日中は地下街へたむろしていますが、
地下鉄の終電時間まで居られても
その後は地上の外へ締め出されるわけです。
暖冬といわれるこの冬でも夜になれば
氷点下・・・
いったい彼らはどうしているのかしら・・・と
見かける度に気がかりです。
夜は彼らは眠らないのだそうです。
歩き続けるのだと。
眠ってしまえば凍死してしまうからです。
そんな恐ろしいこと!!!
ビッグイシューという冊子をご存じですか?
この冊子を彼らが販売することによって
何割かの利益を得ることができます。
利益は僅かなので、大変なことですが、もっと
悩ましい事は、関心を寄せて冊子を買ってくれる人が
あまりいないという事です。
一冊300円だったと思いますが・・・
寒空で本売りをしている彼らを見かねて
一時期、私も本を買ってあげていました。
札幌の前市長 上田さんの時にこの冊子を
売る場所を地下街に設置してくださったことも
あって、少し安堵しました。
ところが、この社会も競争激しく、皆に
支援の手が差し伸べられてはいません。
一市民が何かを援助すると云っても限界も
ありますし、オリンピック施設も結構ですが、
行政も身近なところから・・・とも思いますね。