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再生 これを信じて

2011年05月29日 | 地震

ポーランドの小学生が描いた激励の絵

台風が沖縄に上陸の模様。東京も本日夜半から明日にかけては大荒れでしょう。

大雨は放射能で汚染された所を洗い流してくれるのでしょうか?

それともかえって汚染物質が地中深くに浸み込んで蓄積されてしまうのでしょうか?

今後何年、私たちは放射能汚染問題と向き合っていかなければならないのでしょうか?

今更ながら、地震直後の水素爆発した時点で東京を離れた人は賢明だったのかしらと、悔む思いもでてきますが、学校も仕事もあればどうしようもない状況でした。

危険を知らされないで、危険にさらされている。せめてこの状態からは脱したいものです。

東京に住む私たちよりもっと深刻なのが福島県に住む方々でしょう。その不安や受けている理不尽さは、私達のものとは比較にならないことだと思います。

福島市に住む知人が言ってました。

「この地震で人生を変えられた人がどれだけいることでしょう。私も両方の母と同居することになりました。地震だけならまだ何とかなります。でも原発問題では心が折れる事も多く・・・」と。

彼女が「小学生、中学生のお子さんが通われる学校の校庭の土を掘り返してくれるよう市に掛けあっているが、市は国と掛けあっているとしか返事をしない」と嘆いていたのが、一カ月以上前のことだったと思います。

周りに目に見えない危険物質があると云う中で生活するストレスはどれだけのものか計りしれません。

彼女を始め、福島の人々の事を思うと心が凹みます。

 

ところで、一週間前に怪我をした私の左手の傷は、包帯も取れ、今は「かさぶた」のみとなりました。

左手を眺めながら、つくづく細胞の再生力に感嘆している私です。

新しい物が生まれより良くしていく。生物には、いえ自然には自ら治癒していく、修復していく能力が備わっていると感じさせられました。

人間も同じ、災難を克服して、また活き返る能力は備わっているはずなのです。どんなに苦しくてもそこから生きようとする力を持っているのだと。

私はその能力を信じたいと思いました。

ただただ、これ以上人的災害が起こらないで、人々が希望の光を見いだせることを祈るばかりです。

 

そうそう、6月4日のヴァイオリンとパイプオルガンのコンサートには福島の方々も沢山お見えになります。音楽でひとときでも楽しい、明るい気持ちになって頂けたら幸いと思います。



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