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骨折で見えたもの

2011年06月26日 | 日記

土曜日。

前日終電に乗り遅れて朝帰りした息子は、朝の六時に帰宅した時に「暑い、信じられないくらい暑い」と言うほど、すでに夏日を呈していました。

しかし、めいっぱいお洗濯をしたのに、午後になっても乾かない!二回目、三回目の洗濯物が行き場を失くして困っていました。

夕方、冷たい風が。 あれ?朝の灼熱地獄は何処へ行っちゃったのかしら???

変な天気の一日でしたね。

 

勝間和代さんがオートバイで転倒し、右手首を骨折して全治2~3か月だとか・・・。

お気の毒に!これから真夏へ向かうのに、ギブスはさぞやお暑いことでしょう。

私の右手はやっと全治5週間の最後の週に入りました。だいぶ良くはなったものの・・・。

知りませんでした!

その1

全治5週間と聞いた時に、一ヶ月後にはこの包帯がはずれ、完璧に直るのだと思っていたのです。

ところが、それは骨の完治のことでして・・・

切り傷のように、時間がたてば細胞が勝手に治癒してくれる、わけでは無かったのです。

1カ月手を固定して、動かさずにいるとどういう事になるのか、そこまでは気が回りませんでした。

つまり、動かないのです!!

指が・・・手首(これはまだ痛くて曲げるのは恐がってやっていませんが)が…腕が・・・。

一番ひどいのは指で、曲がりません。じゃんけんのグーが出来なくなっていました。

腕も筋肉が落ちていました。

そう、これからリハビリと言うものがあったのです!

生まれて初めての骨折。家族の中でも初めての経験。 だから予備知識まるで無しのことでした。

その2

細胞は生きていると云う事。

2週間も手を洗わずに、何処にも触れずにいるとですね・・・すごいのです!

細胞が生まれ変わって角質化して行く。ここまでは分かります。

指の皮膚が白くどんどんボロボロになって行き、はてな?と考えました。

普段、手を洗ったり、何処かに触れて摩擦していることで、角質化された皮膚は落ちていたのですね。でも何もしないと、ボロボロになり手の皮が剥けてくるのです。

「へえ~」でした。

包帯を変える時に手を洗うと、タオルで拭いた時に垢の様に腕からもボロボロと皮が剥けて、まあそれが並で無く・・・。

初めて、「あっ私ってまだ年老いてなかった、細胞も生きていた」と喜びました。

人間の体の細胞は3ヶ月ですべて生まれ変わるとは知識では聞いて知っていましたが、実感として感じたのは初めてでした。

その3

見ず知らずの人が声をかけてくれる、優しくしてくれる。 だいぶ親切にしてもらいました。

ありがとう!

電車の中で何度も席を譲られました。

買い物に行くとお店の人が「どうしたの?」と声をかけてくれ、そこから話が始まり・・・

「右手じゃ大変でしょう?」と言われることが多く、私は本当に素直に「大変です!」と言っておりました。本当に右手が効き手だと大変でした。

かばんの中からお財布を探してをごそごそしていると、「手伝いましょうか」と声を掛けてくれた若い方。

人間一人じゃないと嬉しく思いました。人々の心の中に優しさがあると安心できました。

 

私の手はもうすぐ包帯も取れるでしょう。 (すでにアセモだらけで、痒くって) 少しずつリハビリしながら、元に戻していきましょう (ちょっと怖い、すでに中指はまっすぐにならずに固まっているので)

勝間さん、頑張って! 真夏の3カ月はキツイでしょう。 3か月固定すると、リハビリもその分長くなるでしょうね。

でもきっと、人生が今までとは違った方向から見れて、何かが発見出来るかもしれませんよ。

物事が起こるには何か理由があるのだと思うと、この右手の使えなかった1カ月は、私に何を気付かせる為だったのかしらと考えています。

それとも、家族に、「母の、主婦の重要性を教える為だった」のかしら・・・ な~んちゃって!

 

 



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