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「戦争を知らない子どもたち」って覚えてる?

2013年02月03日 | 日記

昨日、特攻隊のオペラ「神風」を観た為でもありますが、この歌を思い出してしまいました。

「戦争を知らない子どもたち」 

私たちは若い時こう言われて育ったのでした!

1970年代、若いエネルギーを何処にぶつけていいか分からず、フォークソング全盛の時代でした。

戦争が終わって 僕等は生れた
戦争を知らずに 僕等は育った
おとなになって 歩き始める
平和の歌を くちずさみながら
僕等の名前を 覚えてほしい
戦争を知らない 子供たちさ

若すぎるからと 許されないなら
髪の毛が長いと 許されないなら
今の私に 残っているのは
涙をこらえて 歌うことだけさ
僕等の名前を 覚えてほしい
戦争を知らない 子供たちさ

青空が好きで 花びらが好きで
いつでも笑顔の すてきな人なら
誰でも一緒に 歩いてゆこうよ
きれいな夕日が 輝く小道を
僕等の名前を 覚えてほしい
戦争を知らない 子供たちさ
戦争を知らない 子供たちさ
ジローズ(北山修作詞杉田二郎作曲)

懐かしい!1971年日本レコード大賞新人賞を取った曲です。

戦争を知らない子供たち愛知万博

スマホもゲームもパソコンも無かったけど、電話を持ち歩けるなんて、顔を見て話が出来るなんて夢のまた夢のようなことだったけど、心は今より満ち足りていたような気がする。

私たちは戦争が終わって、何も知らずに生まれてきた。でも周りには戦争体験者が沢山いた。その人々の痛みや悲しみの上に私たちの繁栄はあった。

今は戦争体験者より、まったく戦争を知らない者の方が圧倒的に多い時代。戦争など知る必要はないけれど、その痛みを忘れてしまうのは怖い。

私達が「戦争を知らない子どもたち」なら、今の私の子ども達は何と言うのだろうか・・・「平和慣れした子どもたち」とでも。

でも決して平和ではない気がする。物は溢れ、自由もあるが、心の平和は本当にあるのだろうか。今の世の中を生きて行くのは結構キツイ気がする。

これって私達大人の責任なんだわ。

子どもから老人まで、みんなの心に本当の平和と幸福が訪れるのを祈るのみ。 いえ、祈るだけでなく、築かなくては。



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2 コメント

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桜・ホタル・靖国 (エルム)
2013-02-05 13:00:20
 私の高校時代の担任は社会科の教科担任でもありました。
 毎年「終戦記念日」が近づくと1時限返上して「きけ、わだつみの声」を聞かせてくれたものです。
 その時の印象が強烈に残っていて、私はその後、様々な書物を読みあさりました。映画や ドキュメンタリー番組も観ました。

 戦争と云う運命の時代に生きた彼らは、勇敢で立派でした。軍国主義の社会状況の中にあったとは云え、各々が愛する家族・日本国の為に真剣に自らの精神を捧げたと思います。

 特攻隊員が知覧を飛び立つとき見納めと振り返り見たという富士の山に似た「開門岳」を私も一目見たいと云う思いから、私は一人 知覧の地へ旅しました。知覧の母と云われる鳥濱トメさんの宿にも泊めて頂きました。

 知覧は緑の茶畑が広がり、爽やかな風が吹いておりましたが、あの哀しみは決して忘れることはないと思いました。

 残された私達の使命は、真実を伝え平和を唱えることです。と申せば大それた事になってしまいますが、まずは自身の中に平和な心を宿し、感謝の念を忘れずに…と努めているつもりです。彼らの辞世の句を心に秘めて…
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そうなのですか・・・ (mahlersymphony8)
2013-02-06 17:30:39
知りませんでした。九州まで旅されたとは。

劇中にトメさんも出て参りました。
戦闘機が飛んでいく映像が客席に向かって映し出され、何機も何機も・・・
ものすごく悲しかったです。

生きる時代で人の人生も変わりますね。

多くの人の悲しみの上に私たちの今があると忘れてはなりませんね。感謝です。
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