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愛犬 さくら 逝く

2013年04月20日 | 日記

朝起きて、リビングに入ると真っ先に思うのは、「お水と朝ご飯をあげなきゃ」

床に食べ物をこぼした際は「すぐ、拾わなきゃ」

こんな習慣が身体に染みついてしまっています。 今は虚しいことなのですが・・・。

 

今月早々からハワイに長期で行っていました。 その最中に愛犬さくらはあの世へ行ってしまいました。

出発する時、玄関で見送ってくれた顔は元気だったのに・・・。 突然の死でした。

受け入れがたい突然の死。

 

帰国後、対面し、今まで幸せを沢山くれたことへのお礼と慈しみを返しても、この腕にあの温かさは伝わって来ませんでした。 もう二度と私に向かって、あの大きなつぶらな瞳で見てくれることはありませんでした。

どんなに受け入れ難くても、受け入れなければならない事は、世の中にはあるのです。

 

ペットを持たない方には、たかがペット、たかが犬。 でも13年も一緒に暮らしていると、私たちには家族でした。たかが犬なのですが、失いたくない、かけがえのない家族でした。

 

突然逝かれて、「ああしてあげれば良かった」との後悔の念でいっぱいです。

 

彼女はこの世での役目を終えたのだと思います。 私たちに沢山の歓びと幸せと学びをくれたことで。

そして今回は私に「今を大切に、出来る事を精一杯、一生懸命やる、後悔しないように」と云うことを教える為に逝ってしまったようです。

親も子も命は永遠ではありません。 今が充実していても、この先同じ状態でず~と続くことはあり得ないことです。 人は歳を重ねて老いるのですから。

頭では理解していても、心はこの状態がず~と永遠だと思いこんでいるのです。変わって欲しくないと。

でも現実はそうではありません。

 

学ばなければなりません。

 

永遠がないからこそ、今を、この一瞬を大切にしなければ。

 

昨日読んでいた大前研一さんの本に、「30代のころ、あと何回夕食が食べれるかと計算したら、一万八千回だと答えがでました。一万八千回は有限だと思い知ったその時から、いい加減に夕食を食べないようになりました。次に夕食は誰と食べるか、どこで食べるかを計画的に考えるようになったのです」とありました。

 

まさに、その通りです。 命は有限。 自分も相手も。

そう思った時に、「今、大切な相手に私が何をできるか」を思って生きようと決めました。 

 

愛犬さくらは私にとても大切な事を教えて行ってくれました。 

彼女を讃え、冥福を祈るのみです。



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2 コメント

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Unknown (キワイルカ)
2013-04-30 01:30:15
お悔やみお申し上げます。13年、長いですよね。。
家族の一員が亡くなったらそれは悲しい。
悲しむ事も大事だし、いつまでも悲しまないでいる事も大事。かわいいわんちゃん。一緒にいてくれてありがとうですね。また会える日を。アロハ
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コメントありがとうございました (mahlersymphony8)
2013-05-01 19:04:35
キワミさん、コメントありがとうございました。
帰国後の一週間は厳しかったですが、時間薬ですね、最近は大丈夫になりました。

でも、なるべく今は思い出さないようにしています。
ああだった、こうだったと思いだすと涙が出そうで、胸が苦しくなりますので。

我が家に来てくれてありがとう、また何処かで一緒になろうねとだけ思って感謝しています。
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