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甲斐駒ケ岳への挑戦

2013年09月20日 | 日記

昨日は中秋の名月でした。 頭上に月がとても明るく、丸く輝いていて綺麗でしたね。その前の夕日も綺麗でした。

このところ、サンライズとかサンセットとかフルムーンとか、宇宙の神秘に「あ~綺麗!」との歓びを貰っております。私たちは宇宙の一部に生きている、この地球で生かされているんだなぁ~と感じるのは時の流れなのでしょうか?

さて、9月も色々ありましたが、数日前まで月初から休みなく働いておりました。さすがに夏の疲れも出てきて、身体は「横になりた~い」と悲鳴を上げていました。

そうそう、この「横になる」とは、身体は元気だと地球に立っていられるけど、元気で無くなると地球に立っているのがしんどくなるのだそうです。だから「横になる」のだと。地球に立っているってそれだけで大変なことなのだって。(ホントなの?)

休みの無い中、2日間だけ時間を取り、立っているだけでも大変なのに、岩をよじ登って、3000m級の山に登って来ました。それはもう、楽しみでもありますが、大変でもありました。 (笑)

行くまでは心はワクワクです。 しかし・・・

(平日でもバス停には登山者がいっぱい)

奥深く山に入り、(今回は甲府からバスで3時間揺られ、一般車両も入れない南アルプスの奥深くへ)歩きだしたら、どんなに辛くても後ろにも戻れない、前に行くしか帰る道が無い状況に自分を置いて、何が楽しいのだろうと、歩きながらよく考えます。

登山をしない人にしてみれば、「何が楽しくて」山に登るのかと思われることでしょう。

実際今回など、頂上直下で「もうここで帰ろうか」と何度思ったことでしょう。

両手を使って岩をよじ登って着いた先は、木も草も無い花崗岩の砂場(?)の斜面。もうすぐそこが頂上だと分かっていても、雨と風に当たられて、重いリュックを背負った身体はバランスを取るのが難しく、足を踏み外せば、ずるずる~と下へ落ちて行く、そんな状況下でした。 本当に怖いと足がすくんだことが何回か。 半べそでした。

(ここはまだ森林限界のところでハイ松がありますが)

スリル?

今回は久しぶりのこんな山登りで、正直怖かったです。

でも、やはり頂上についてお湯を沸かして飲むお茶には格別の味が! 生憎のお天気で景色は何も見えませんでしたが、登りつめた達成感はお金では買えません。 これが欲しくて登っているのかなぁ~?

しかし、その後の下りが長かったですね。帰りのバスが3時半に出る、それに乗らないと泊りになる、さあ、急げ。

バス停に着いたのは15分前でした。(正直最後は焦りました。走るように下りました)

5時に小屋を出て、バス停に着いたのは、3時15分。何て長い行程、高齢者の歩きだねと揶揄されました。(自分でもそう思いましたわ)

終わってしまえば楽しかった事しか思い出さない良い性格です。

そう、前日はピーカンの晴天。もったいなかった、この日に頂上にいたら360度の眺めは良かったでしょうに。

2時頃仙水小屋に着き、外のテラス?で夕飯は4時半。 

日没後はまったくの暗闇になるので頭上の星は降るほどに。こんなに星を見るのはハワイ以来でした。

そう、夕食と言えば、私は小屋泊まりが2回目の経験なので驚きました。こんな立派な食事が山の中で食べられるなんて。

小屋の方々の大変さとお心が有難かったです。美味しくて全部頂きました。

そして8時には就寝。(信じられない、東京にいればまだ仕事中!) 寒くない様に私は重ね着を、ヒートテックのシャツ、タートルシャツ、ネルシャツ、その上にセーターと、4枚以上着て寝ました。 お陰で温かく寝られました。

3時に起こされ、4時に朝食。 5時には出発して偶然にも5時半にご来光を拝めましたことに感謝です。

その後、天気は急激に変化して雨になるのですがね。

(鳳凰三山と富士 オベリスクがはっきり見える)

ま、久しぶりの楽しい山行でした。 鍛えなきゃ!が反省事項として残りました。(笑)



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