今日はDIOのギタリスト、クレイグ・ゴールディーからのメッセージが掲載されていました。
「今もなお、ロニーが亡くなったことについて俺の心は重苦しいままなんだ。
彼は本当に驚くべき人物だった。明確なビジョンを持ったバンドリーダーであり、作詞家であり、作曲家であり、それだけじゃ収まり切らない、説明しようとしたら一生かかってしまうくらいの人物だった。でも俺は彼のことを友人と呼ぶことができて誇りに思うよ。
今でも、かつて彼の偉大な存在が俺の魂を占領してしまった時のままになっていて、彼の思い出や彼から受けた影響はずっと残るだろう。
俺は自分が死ぬ日まで、彼がいなくて寂しいと思い続けるよ。
そして俺もサイモンに倣って、ウェンディに言葉を掛けたいと思う。
前にも言ったけど、ロニーが俺の人生にまだ影響を与え続けているというのは本当なんだ。毎日毎日、何かしら彼を思い出す出来事が起きて、彼ならば人生がもたらすこの嵐にどうやって対処するだろうって、考えるんだ。
俺の一番大きな願いは、彼が誇りに思ってくれるような人間になることだよ。
それからこれもサイモンに倣って、ファンのみんなにも一言言いたいと思う。
あなた方の中にはあの日のまま時間が止まっている人もいて、俺にはその痛みが分かるよ。俺たちは互いに腕を取り合って、人生で想像しうる限り一番大きなものを失った悲しみの涙を分かち合うことができた。俺はこうやってみんなが繋がっていることを決して忘れないよ。
そして彼の音楽や存在は絶対に死なないということを、みんなに強く言いたいと思う。
彼の音楽やその存在は、彼がこれまで共に歩んできたみんなの一部だから。
彼は死んだわけじゃない。彼はただもう苦しみの中にいないだけだ。
みんなを愛してるよ。そして会えなくて物凄く寂しいし、すぐにまた会いたいと思う。
みんなの友人で、ファン仲間、Craig Goldy」
またしばし涙に暮れました。
こういう追悼コメントって、「この人はどのくらい本心で言ってるのかな」って疑って読んでしまうんだけど、やっぱりクレイグは本心なんだなって思うのです。
彼のギタープレイについて、日本では否定論が多いかなあとは思います。
ヴィヴィアン時代のアルバムがヒットしたし、サウンド面で音作りが大分違っていたから、馴染めなくてパンチが足りなくて、速弾きはすごいけどうまくないんじゃないの?とかね。色んなことを言う人がいる。
それについては、各人の思いに任せることにして。
クレイグがインタビューで言ってたように、ロニーは彼にアルバムや曲の構想を細かく話していたそうですね。コンセプトを説明した上で、音作りにかかる。クレイグはそういうロニーの構想を大事にして、最大限それが形になるように努力する。そういう工程が二人共どうやらとても好きだったようです。
クレイグの言葉を読んでいると、非常に情緒的に喋るし、洗練された言葉選びをするというか、(訳すのには難解なんだけど)ちょっと作家っぽい感じを受けるんです。
恐らくそういう所は、ロニーと呼応したんじゃないでしょうか。
ロニーの繊細な部分を理解して、これまた繊細に音にする。
だからDREAM EVILはとても叙情的だし、MAGICAもそう。ストーリーがあってドラマチック。
去年のDIOツアーが発表になったときに、「誰にギタリストをやって欲しいか」アンケートがDIO公式サイトのファンの間であったんですよ。
結果は、圧倒的にクレイグでした。ダグではなくてね。
もちろんヴィヴィアンは候補にもならないし、あのサイトではそういう話題はご法度だったりしますけど、今までの貢献度を高く評価していて、「DIOはクレイグ」って考える人が多かったです。
DIOはロニーのソロバンドだから、ロニーに忠誠を誓える人ってのが前提になるかもしれないけど、この人はその点でも◎だったのかもしれませんね。
それがバンドの化学反応として、良いか悪いかは別にして。
DIOのラインナップは「NICE GUY」しかいないものね。
(あ、この写真は一人ファンが入ってますけど。汗)
そうか、今日は月命日でしたね。日本時間の。
「今もなお、ロニーが亡くなったことについて俺の心は重苦しいままなんだ。
彼は本当に驚くべき人物だった。明確なビジョンを持ったバンドリーダーであり、作詞家であり、作曲家であり、それだけじゃ収まり切らない、説明しようとしたら一生かかってしまうくらいの人物だった。でも俺は彼のことを友人と呼ぶことができて誇りに思うよ。
今でも、かつて彼の偉大な存在が俺の魂を占領してしまった時のままになっていて、彼の思い出や彼から受けた影響はずっと残るだろう。
俺は自分が死ぬ日まで、彼がいなくて寂しいと思い続けるよ。
そして俺もサイモンに倣って、ウェンディに言葉を掛けたいと思う。
前にも言ったけど、ロニーが俺の人生にまだ影響を与え続けているというのは本当なんだ。毎日毎日、何かしら彼を思い出す出来事が起きて、彼ならば人生がもたらすこの嵐にどうやって対処するだろうって、考えるんだ。
俺の一番大きな願いは、彼が誇りに思ってくれるような人間になることだよ。
それからこれもサイモンに倣って、ファンのみんなにも一言言いたいと思う。
あなた方の中にはあの日のまま時間が止まっている人もいて、俺にはその痛みが分かるよ。俺たちは互いに腕を取り合って、人生で想像しうる限り一番大きなものを失った悲しみの涙を分かち合うことができた。俺はこうやってみんなが繋がっていることを決して忘れないよ。
そして彼の音楽や存在は絶対に死なないということを、みんなに強く言いたいと思う。
彼の音楽やその存在は、彼がこれまで共に歩んできたみんなの一部だから。
彼は死んだわけじゃない。彼はただもう苦しみの中にいないだけだ。
みんなを愛してるよ。そして会えなくて物凄く寂しいし、すぐにまた会いたいと思う。
みんなの友人で、ファン仲間、Craig Goldy」
またしばし涙に暮れました。
こういう追悼コメントって、「この人はどのくらい本心で言ってるのかな」って疑って読んでしまうんだけど、やっぱりクレイグは本心なんだなって思うのです。
彼のギタープレイについて、日本では否定論が多いかなあとは思います。
ヴィヴィアン時代のアルバムがヒットしたし、サウンド面で音作りが大分違っていたから、馴染めなくてパンチが足りなくて、速弾きはすごいけどうまくないんじゃないの?とかね。色んなことを言う人がいる。
それについては、各人の思いに任せることにして。
クレイグがインタビューで言ってたように、ロニーは彼にアルバムや曲の構想を細かく話していたそうですね。コンセプトを説明した上で、音作りにかかる。クレイグはそういうロニーの構想を大事にして、最大限それが形になるように努力する。そういう工程が二人共どうやらとても好きだったようです。
クレイグの言葉を読んでいると、非常に情緒的に喋るし、洗練された言葉選びをするというか、(訳すのには難解なんだけど)ちょっと作家っぽい感じを受けるんです。
恐らくそういう所は、ロニーと呼応したんじゃないでしょうか。
ロニーの繊細な部分を理解して、これまた繊細に音にする。
だからDREAM EVILはとても叙情的だし、MAGICAもそう。ストーリーがあってドラマチック。
去年のDIOツアーが発表になったときに、「誰にギタリストをやって欲しいか」アンケートがDIO公式サイトのファンの間であったんですよ。
結果は、圧倒的にクレイグでした。ダグではなくてね。
もちろんヴィヴィアンは候補にもならないし、あのサイトではそういう話題はご法度だったりしますけど、今までの貢献度を高く評価していて、「DIOはクレイグ」って考える人が多かったです。
DIOはロニーのソロバンドだから、ロニーに忠誠を誓える人ってのが前提になるかもしれないけど、この人はその点でも◎だったのかもしれませんね。
それがバンドの化学反応として、良いか悪いかは別にして。
DIOのラインナップは「NICE GUY」しかいないものね。
(あ、この写真は一人ファンが入ってますけど。汗)
そうか、今日は月命日でしたね。日本時間の。
「Rikoさんも読んでいるんだろうなぁ。翻訳してくれているんだろうなぁ」と思いました。
切ないですね。
色々あってもクレイグは、ロニーが彼をストリートから救い上げてくれた事に感謝していましたもんね。
DIOサイトでは掲載があんまりタイムリーじゃないことも多くて、私は今回はfacebookで先に見ました。
DIOサイトは運営が英国なので時差もありますね。Niji側とWendyが単独で動く場合と、ケースが色々のようで、ボケッとしていると発見が遅れることもよくありますです。
こうやってDIOのメンバーが次々とコメントを寄せてくれるのは、とても嬉しいことですね。何かの先触れかなあ・・・。