養生薬膳料理研究会

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慢性疲労のための薬膳

2012-12-21 12:49:44 | 症例研究科

12月の症例研究科テーマは「慢性疲労」でした。

 

慢性疲労は東洋医学では「不足」の状態であると考えますが

その不足の内容が「血」「気」「陰」「陽」を見極め

さらにどの臓腑に症状が集中しているかを見極め

原因を特定→対策を考えていきます。

 

結局、見極めることが必要になるので

それぞれの不足の特徴と臓器の不調で起こる症状を知らなければ

判別不可。ですヾ(~∇~;)

医学なんで、知識は絶対的に必要なんですよね。

 

今回のテーマは「病」というものをどう判別するか。という点では

とても良い症例だとは思うのですが

 

いかんせん、私がですねー。

この説明だけでは嫌なのねー(笑)

 

性格的に、ちょっと応用的でオモシロいことがないと

解説するのに楽しみが見出せませんでw

私自身に、おぉ~~~ということがないと

ワクワクしないのー。

 

とゆーことで

今回は東洋医学の気滞や気虚・血虚などの症状を

栄養学と酵素で考えると、置き換えがきくよ!!という

テーマも交えて行いました。

 

コレは個人的にヒットしているテーマですが

いかんせんコチラの業界も奥が深くて、現在、おベンキョちゅう・・・

来年の6月あたりに、

梅酵素ジュース作り+酵素の働き説明教室を開催したいと

「考えて」いますw

 

さて、栄養学的に慢性疲労を考えたとき、

絶対的に必要なものが「アミノ酸」

これを腸壁から吸収させるのにビタミンやミネラル+酵素が必要となります。

 

完全菜食の方が、アミノ酸を十分に摂ろうと考えたら

豆の摂取量がたっぷり必要です。

この「たっぷり」さは、大概の量で、米2:豆1の割合が不可欠みたいで・・・

 

あとはマクロビオティックをしていると、基本食というものがあるため

「コレさえ食べてれば大丈夫」的なもので生活されている方も多いと思います。

 

食物繊維もよさげに言われていますが

排出されなければ腸壁にたまって、栄養素の吸収阻害にしかならなかったり・・

 

健康というものは、年齢や生活環境、心の状態などなどによって

変化していきますので

「コレさえ」という特定的な固定観念は放棄して

自由にワクなく

ありとあらゆるものを取り入れて融合して考えていく必要があると思います。

 

というのが個人的方針=興味の向かうトコロなので

毛が立つよな(笑)アンテナがたったら、とりあえず「知識のムサボリ喰い」をしてます。

ウマイ不味いではなく、あむあむ食べて理解→発展。

を、し続けていられるうちは、私の楽しみも続きます

 

ずいぶん前置きが長くなりましたが(;^◇^;)ゝ

今回の料理は、アミノ酸と微量ミネラル+ビタミン、酵素と薬膳の合体となりました。

 

 

汲み上げ湯葉と百合根のリゾット

 

鳥蓮根団子と韮たっぷりスープ

 

アマランサスポップとナッツをたっぷりかけた人参ドレッシングのスプラウトサラダ

 

長芋と枸杞子のホットプディング 黒蜜胡麻ソース

 

慢性疲労=内臓疲労でもありますので

消化の楽なものをいただくことも大切です。

 

これからのクリスマス・忘年会・正月・新年会で

日本人の胃腸はどーなるんでしょーねー

 

来年1月の季節メニューは血液浄化と胃腸フォローがテーマかしら(笑)

 

マクロビオティック薬膳研究会

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