すっかり随分とご無沙汰しております・・・
4月からスタートする教室も、私の望みどおりに、
秋期教室よりも少な目の人数で開催することになりました。
季節の火曜日コースだけ、ぱんぱんですが
ほかの曜日はるるらら~~~ ですw
夏は暑いので、ガス火は可能な限り少なく=テーブル数少なく。が一番
いろんな、広~い意味での省エネっす(笑)
さて、4月の症例研究科、テーマは「肥満」でした。
肥満=食べすぎや運動不足などのイメージがあり
対策もカロリー制限や運動療法などが勧められているのが実情ですね。
りんごダイエット・こんにゃくダイエット・たまごダイエット・糖質オフダイエット(低インシュリン)などなど
挙げればキリがありませんが、どのダイエット方法も
「体質」と「肥満の原因」の因果関係を考慮していない(かなー)と思います。
東洋医学では、肥満は体力の弱り=排泄力の弱りと考えるため
元気のない体質(気虚・血虚・陽虚)が原因のケースが多いと捉えています。
そのため、<体力がなく>排泄力が弱って、老廃物を蓄積してしまったタイプに
いきなり運動とか、りんごやこんにゃくなどの低カロリーダイエットが効果があるのかと問われれば
さぁ、それはどーでしょーになるわけですね。
とゆわけで、
薬膳の肥満対策メニューには「羊肉のカレー」などが登場し
考え方のベースを知らなければ、びっくりくりくりするメニュー多々です。
ちなみに羊肉は体を猛烈に温め、カレーに使われるスパイスも内臓を温めるものが多い
と、考えるのが薬膳なので
上記のカレーは冷え性の肥満の方に適しているとなります。
ローカロリーのイメージからはほど遠いですね(笑)
今回のメニューは「代謝をよくする」をサブテーマにして
rawfood をいくつか取り入れました。
ズッキーニのパスタ 大根とわかめのソース 生キンピラ添え
これは、胃に熱がたまり、口臭や体臭がキツイ 冬でも半そででOK という
内臓が熱々タイプの方用です。
アラメと新玉ねぎのサラダ
乳製品やコレステロール、動物性脂肪除去メニューです。
アラメは特に子宮デトックスにも良い食材だそうです。
独活とこんにゃくの当座和え
通便メニューです。
これにコレステロール値↓ &胃腸粘膜保護の
オートミールと長芋のとろり粥の計4品でした
肥満=排泄力ダウンが原因の場合は
「胃に余力を残す」が最大テーマになります。
胃は小腸・大腸の上位にあり
この2つをコントロールするのが「胃」
便秘でもなんでも小腸・大腸系のトラブルは、まずは胃の働きを復活させることが大事です。
食事も、お腹いっぱいになると眠くなりますが
余力を残していると、食後の眠気は起こりにくいです。
そして排泄力も胃に余力があれば、復活してくると。
分かっちゃいるけど~~~ 出来ているかと言われれば~
と、脳内ソングが流れっぱなしでした。 うふ。
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